どんぐり倶楽部を知り、
どんぐり問題を我が子と取り組んでみよう、
と思ってすぐにぶつかるのが、
環境設定
特に、学校の宿題との両立が難関である場合が多いようです
でもまあ、
徐々に環境は整えていけばいいか、と、
どんぐり問題を始めることを優先してみても、
考えることを嫌がり、面倒がったり、
どうやって解くの?とヒントを求めたり、
解けなくてすねたり、泣いたり、と、なかなか前に進めません
そしてついには、
どんぐり問題そのものを嫌いになってしまう
さらに、じっくり考えることや、手間のかかることを
どんどん、嫌いになってしまう
そんな悪循環に陥らないためにも、
やはり「環境設定」というのは、
どんぐり問題を始める前に保護者がしっかりと行うべき基本の準備
私はやっぱりそう思っています
環境設定のうち、メディア制限はなんとかなっても、
最も難関だと言われている、「宿題アレンジ」(もしくは免除)
宿題の内容や、量は学校によって違っているし、
保護者の方の持つご自身の宿題での経験もそれぞれ違っていて、
特に、放課後の子どもたちの様子を直接見ることが少ない「お父さん」に至っては、
「なんで宿題がいけないんだ?」と思う方も多いと思うし、
そこからつながっていって、
みんな、じゃぱにーずビジネスマンで真面目で勤勉ですから、
「課されたことはこなして当然だ」とか、
「宿題がいけないとかいうどんぐりってやつはいったいどれだけナンセンスなんだ?」と
すっかりどんぐり嫌いになってしまって、「お母さん」と意見が食い違う、なんて相談も、
よく届きます
*「お父さん」「お母さん」の役柄は適宜交換、転換してくださいね
でもね、
我らがどんぐり学舎の保護者さんたちは、
子どもの思考力をはぐくむため、
学校や、勉強や、先生を嫌いにならないために、
毎年、がんばっています
「お父さん」も「お母さん」も、
一生懸命、子どもたちのことを考えてくれています
この休校中も、
学校の先生は、授業ができない状況であるにも関わらず(…であるからこそ…??)
いつもよりさらに多くの宿題を子どもたちに課しました
子どもたちは「習ってもいない」分野を練習したり、
もうわかっている内容の復習の練習をしたりしなければなりませんでした
「これってやっておいた方がいいの?」と、
どんぐり学舎の保護者さんたちはすぐに私に質問することができます
もうベテランの保護者さんは、私に聞くまでもなくさっさと選別することができます
私は、どんぐり学舎に入ったばかりの保護者さんたちの戸惑いを見て、
そんなベテラン保護者さんたちにアドバイスを請うことにしました
私が偉そうにこんな風に書くよりずっと、ずっと、心に響く、と思ったからです
そんなわけで、SNSの塾生関係者限定のページに打ち明けてくださった、
どんぐり学舎保護者さんたちの体験談が、
あまりにも頼もしく、素晴らしく、感動的だったので、
どうかブログで公開させてほしい、と懇願し、この記事に至ります
私の誇る、どんぐり学舎の保護者たちの武勇伝を読んでその勇気を受け取ってください
(途中、ディスカッションもありました。長編です)
プライバシーに配慮して多少言葉を変えましたがほぼ原文ママです
我が家の場合、現在中1の長子が小2の時から毎年新学期一番最初に「書き取り、計ドリ、音読の宿題免除をお願いしたい」とお手紙を書いてきましたが小5まで免除ならず、ひたすら私が宿題マシンをしてきました。小6の担任が「ご家庭の方針で結構です」と即決で手紙をくれてようやく初免除となりました。小5の次子も同じく毎年担任の先生に新学期一番にお手紙を書いてきましたが、免除ならずの時は私が宿題マシンをしました。正直ダブル宿題マシンは辛かったデス。時には夫にもマシン参戦してもらい、通常は夕食後に私は宿題マシン、夫は食後の片づけ、子供たちは寝るというある意味大変健全な状態だったのもどんぐりのおかげと思っています。書き取りなんて、私がめちゃくちゃ達筆に書いても、雑に書いても先生は毎日同じ〇くれるだけです、本当に不必要!!転機は次子小3の時です。担任の先生から「宿題はご家庭の判断で構いません。宿題チェック係も廃止します」と言ってもらえたので、これはチャンスと思い「卒業までこの方針は変わらないので来年の担任の先生にもこの件引き継いでほしい」とお願いしました。この先生は宿題出さないうちの子にずるい!という男子に対して「○○さんはお父さんとお母さんの考えで宿題をしていないの。じゃあ△△君も宿題のことお母さんに聞いてみる?」と言ったそうです。ちょっと面白いですよね。そのおかげで去年今年と「宿題の事は聞いています、ご家庭の判断で構いません」と担任の先生からメッセージもらいました。うちの小学校は校長先生まではこの件把握していないと思います。担任次第。免除になったらラッキー!免除にならなくてもマシンで頑張りましょう。早くみんなで外で思い切り遊びたいですね!
小4と小2がいます。
小6と小3の子がいます。
小6と園児2人です。長子がおうちどんぐり、月1〜2でどんぐり学舎に行ってます。
5年生です
昨日、学校へ行ってきました
昨年の担任に引き継ぎお願いしたのですが、なんとあんなに言っておいたのに引き継ぎなしで一年で転任
去年は、担任の判断で宿題免除でしたので、他の先生は誰も知らなかったと思います
休校中に昨年と同じ手紙(聡子先生が○ちゃんの時のを参考+脳科学者の資料+放課後は自由、の記事)を担任に出しました。
昨日、校長先生と担任の先生と面談してきました。
我が子の一生の責任を負うのは親であり家庭で、担任はたった一年
お母さんの考えは分かりました、とあっさりOKでした
去年もそうでしたが、お子さんがまだ幼い若い先生でしたので、
自分の子どものことにも置き換えて考えてくれたのが一番よかったと思います
思えばどんぐりに出会った最初の頃は、家庭訪問で宿題免除のことを話しても、
でも、放課後どんぐりでいろいろ話すうちに、ブログを読むうちに、
子どもにとって何が大切か、何がいらないか、時間をかけていろいろ学び、
担任に質問されても動じない考えを持つことができたのではと思います
私も、校長先生をまえによくもまあしゃべってきたな!と思いました
コロナの関係でなるべく他の生徒のノートも触らないように指導するようなので、
うちの子のノートを他の子が見ることはなだろう、と校長先生も話してくれました
他の教科の先生にも一応話しておきます、と言ってくれて、うちの子がもし宿題の事で他の生徒に何か言われたら、それは守ります、とも言ってくれました
学校全体で動いて頂いたので、今年は感謝です
段ごとに、最後まで言えたら合格の賞状がもらえ、教室に貼り出されていました
九九が言える子はどんどん賞状が貼られていくのに対し、うちの子はなかなか合格がもらえません
途中で引っかかってもだめ、
遅くてもだめ、
それをクラスのみんなの前で言わされていました
家では九九が言えるように訓練はしませんし、早く言えなくてもいいんだよ、と話してきました
4×8がわかれば8×4は言えなくてもいいということも、ちゃんと分かっています
できる子は、もっともっと早く、後ろからも言えてまた賞状がもらえます
そのうち、なんで言えないの?まだできないの?とクラスの子からからかわれたり、自分だけがなかなか賞状がもらえないので、もう学校ヤダと言い出しました
1人の時はゆっくり言えても、みんなの前だとドキドキして言えないの、と泣いていた時もありました
もっと早く担任に話しをすればよかった、と今でも思い出しますが、
うちは九九は言えなくて大丈夫です
賞状を貼り出す意味はありますか?
九九ができないと友達から言われ、いじめの原因になりますよ、と話をしました
その後すぐに教室に貼ってあった賞状は取り外されました
合格の賞状を貼り出すことで子どもにやる気を与えていたのかもしれないけれど、
全ての子にそれが有効ではないということを知ってほしいです
ゆっくりでいい、少しずつでいい、今でもそう声をかけ続けています
(質問者)
(返答1)
(質問者)
ありがとうございます〜!
(返答2)
(返答3)
(質問者)
(返答4)
たくましく、
最初はみんな、手探りでした
今回、コメントを公開するにあたり、