糸山先生の言葉の中に、
「安定した感情は学力の素であると同時に
人間的な行動をも制御する最重要機能なのです」
というものがあります
ヒトは、教育によって人間に育っていきます
教育とは学校や塾だけで行われるものではなく、
知性を持った生物である私たちが、
社会の中で自然と学び取り、教えられ、育ち合うことだと思うのです
教育、という言葉を嫌う人がいるけど、
私は社会の中で学びながら人間に育つことが、
子どもにとって必須の教育だと思っています(反面教師も含め)
野放しで、ただ大きく元気に育てばいいのなら、
それは人間としてではないかもしれないです
ううん、動物だって社会性を教える種もあるのです
糸山先生はまた、書いています
「違和感、を代表とする繊細な感情が発動する行動制御力です。
どんなに力があっても、力の制御ができなければ、
力を持っていることにはなりません。」
「人間として最終的に進化した形態とは、
論理的に正しく、かつ実行可能なことであっても実行には移さない、という判断を下すことができる力を
持っていることです」
感情のままに、相手がどう感じようと、自分の価値観を押しつけ、身勝手に生きることが、
人間としてどうなのか
それによって相手が傷つき、悩んでいるかもしれない、と想像もできないのは、
それは、人間なのか?大人なのか?
そういうことを考えるのもまた、私が人間である証拠なのでしょう
私は子どもたちと一緒に生きてきて、
子どもたちが思考力を身につけていくのを目の当たりにしながら、
昔より随分自分も思考力を豊かに身につけている気がします
そして、制御ばかりして、ときどき苦しくなります
苦しいのも、生きている証拠です
これから大人になっていく子どもたちに、自分を壊さず、客観視して、
どんな自分も自分だけは許せて、柔軟に生きられる術を身につけてほしい
それが思考力です
2025/7/1 SNS投稿より