とっても素敵なご縁がつながり、
赤城山麓に広大な土地を持っている「首領」に、
DSSで思い切り遊んでいいよ!って言っていただけました
首領は、子どもたちと自然の中で過ごすための
「達人キャンプ」などを主催している方で、
人生や、野外活動の、まさに達人!なのですが、
わたしたちの活動に賛同してくださり、
ぜひ、活動の場として使って、とその場所を案内してくださったのです
ご縁をつないでくれたKさんに案内してもらって、
初めてその地を訪れてから何ヶ月もたってしまいました
あの場所で、何ができるだろう
子どもたちと、そして、子どもたちの家族と
1年前に、
千葉のどんぐり先生、金森先生を高崎に招いて、
ワークショップを開催したあとの打ち上げの席で、
少しお酒の入ったお父ちゃんたち(金森氏含む)がみんなして、
いかに、子どもの頃悪い遊びをしたか、という披露合戦になりました
メンコ、ベーゴマなど健全な昭和の遊びから始まって、
火遊び、火薬遊び、よその敷地に…
ここには書けないようなほんとの悪ガキのいたずらの数々…
そりゃまずいでしょ~!!って時効過ぎてこそ(?)の大笑いをしながらも、
そんな話を思い出し思い出し披露しあっているお父ちゃんたちと、
あたしだって!!と、負けじと披露するお母ちゃん、
ひえ~!!って
聞いて笑っているお父ちゃんお母ちゃんたちの笑顔を見ていたら、
「これだ!」って思ったのでした
大人がこんな風に、
「昔取った杵柄」で、思い切り楽しんで遊べたら
子どもはびっくりするに違いない
子どもも楽しいに違いない
そんなことができたらなあ、って何となく企画をあたためていました
ちょいちょい、川遊びや焚き火遊びなどしている中で、
意識してやってきたものの、
どっかりと腰を据えてやってみようっていうのがなかなかできなくて、
本拠地もないし、うちの庭じゃ手狭だし…近所もあるし…
そこへ、赤城山麓の話が!!!
11月某日、決行!!!
実際、どんな場所だかみんなに知ってもらう。
初回のコンセプトはそこにありました
でも、
火起こしの道具や、ベーゴマの台など、
「元悪ガキ」のみなさんが持ち寄った品々に、
初めて見る人たちは驚くばかり
今回は持ってこなかったけれど、
古い釜のサビを何ヶ月もかけておとして、
子どもが3人くらい入れる「五右衛門風呂」を
用意してくれたお父ちゃんも
(ここで、夏にはそれを軽トラで運んできて風呂を沸かそう、と決まり)
火を起こしたら大なべで豚汁を煮て、
みんなでたらふく食べました
ベーゴマは子どもの時以来、というお父ちゃんが昔を思い出して熱中していました
首領の達人話や、特別な差し入れなど、話題に尽きない時間はあっという間
火をつけると必ず始まるスモア(差し入れいただきました!)
子どもたちどんどん上手になってきました
団体で訪れるのは初めてで、勝手がわからず、
首領にはご迷惑をおかけしてしまったかもしれません
いつも、みなさんは整備された公園や、
キャンプ場に行って自然遊びを楽しむかもしれませんが、
自然は人間の入るところを
きれいにあけておいてくれるわけではありません
草や枝はどんどん伸び、水は勝手に流れを作ります
平らにしておくだけでも、人間の手で大変な苦労を要します
「いつでも来ておくれ」と言ってくれる首領が、
私たちが安全に遊べるように今日も草や木々を整えてくれていると思うと、
頭が下がります
とはいえ、ごくごく、自然の山を切りひらいただけの、自然のままの土地なのです
このような場所でDSSの活動がこれからも続けられたら…
わたしのアイディアなんかすぐに底を尽きます
これからも、元悪ガキのお父ちゃん、お母ちゃんたちに、
色々思い出してもらって、やりたいこと全部、実現させたいな
そんな経験ないし、思い出せない!という人も、
一緒に見ているだけで、愉快です、ほんとに、童心に返れます
子どもに媚びず、
でも、一緒に楽しむことが基本で、
なんでもやらせてみる、失敗もさせてみる、
ほんとの危険は教える、一緒にいる人を思いやる、
自然の中で、
人と人との中で、
大人も子どもも、生きるために本当に大切なことを
ごくごく自然な、当たり前のことを
思い出してくれたらな
次回は来週です