高校受験までの軌跡

3年になって

評定を高めるためにテスト勉強や提出物。 Qノート(注・わからん帳)、 学校の宿題。
その他
国語→DKの漢字、 作文プリント (漢字は勉強というより今までの積み重ね !!)
数学→新演習 (注・DK使用の教材)1.2年の演習問題A.Bと章末問題を全解き(計算問題、簡単すぎる問題はとばして)
理社→教科書を読む、合格ノート(注・市販教材)を読む、一問一答プリント(注・DK教材)
英語→どんぐりっしゅ、DKのプリント

夏休み

部活引退後の夏休みの勉強は、1日3~5時間ほど。 (毎日ではない)
内容は夏休み前と変わらず。 苦手なところを復習。
+理社 入試完成シリーズ(注・DKの教材)書き込みチェック、 確認ワーク!
資料の読み取り方をおさえておく

二学期

統一テスト(注・全県模試)、最後の中間期末は全力で
ワークでわからなかったところ、テストのミスはQノートへ。
たまに今までのQノートを読み返す。
理社→整研(注・学校教材)全解き
+今までの勉強

私立入試まで(+冬休み)

冬休みの勉強は1日7~9時間ほど。
併願校の過去問やその他の私立高校の過去問。
やったら丸付け、採点。(付属のマークシート用紙)
間違えた問題にチェックをつけて、Qノート。一冊過去問が終わったらチェックがついている問題をもう1回ノートにやってできるか確認。
県内の過去問をやり尽くしたので、数理社→全国入試問題スタート!

+今までの勉強

数学
私立入試は例年より難易度が高かったらしく手応えもあまりなく、合格発表時に開示された点数も低めの点数だったけれど志望校別順位も悪くなく目指していたランクで合格できた。

私立入試後~前期試験

私立の過去問などは封印 前期の準備。後期の準備も並行。
マークシートに慣れてしまっていたので意識して勉強。
全教科→志望校の総合問題5年分、他校の総合問題答え写す
でも同じ問題が出るわけではないし時間ももったいないので形式を知れれば多くはやる必要がなかったと感じた。
英→英作文(ワークやテスト、過去問)を学校の先生に添削してもらう
理社→ 記述式問題集など
+今までの勉強
前期試験終了…結果は不合格

前期発表~後期試験

全教科→模試(注・市販教材)スタート(6回分)
国→群馬県過去問、マス目のノートに過去問11年分解いて添削してもらう
数→全国入試問題全解き
理社→全国入試問題、ワーク類。教科書、合格ノート、参考書読む
英→英作文

勉強時間は平日3~4時間ほど、 休日8~10時間ほど。
受験が終わった人が周りに多くなった。 昼休みや暇な10分休みに自習。
カウントダウンカレンダーとラーニングタイマー
 

後期試験

1日目が終わっても入試が全部終わるまで答えを見ない
自己採点はしなかった。

志望校を決めたのはたしか3年の夏以降くらい。それまでは公立私立色々な高校を調べて自分がその学校に通ったときの想像をして比べたりしていた。勉強のレベル以外も距離や部活、雰囲気なども総合的に考えて決めたほうがいい。私立も自分が通いたいところを選ぶ。自分が県の中でどれくらいの位置にいるのかもわからず、特にすすめられたりもしなかったので決める時期が遅くなってしまった。

やる気が出ない時もあり、そういうときは、進学塾に行ってる人たちはこんな時間も無理矢理でもずっと塾で勉強してるんだろうな~とか他の人と比べて色々なことを考えていた。焦りはあったけど、 そんな状況が長すぎなければいいやと思うようにしていた。

模試 (群馬県統一テスト)では全体的に合格可能性と順位が良い方だったので、その結果を、自信をつけるためにもよく見ていた。 合格可能性と志望校内順位、受験者内順位、 自分の偏差値は初めて見たためとても新鮮だった。合格可能性が良いから受かるとも思っていなかったけれどとにかく自信がなかったので。

テレビを見たり自分の好きなことをしたりは受験が近づくに連れ多くはしなくなった。一番大きな理由は不安だったからだと思う。後ろめたい気持ちになってしまうから

体調管理
毎朝のR1+マヌカハニー + エキナセア
外出が少なく、人ともあまり会わなかった。元気でいられる程度に。無理をしないこと。

眠気管理
はじめは夜遅くまで起きていること自体に慣れず、机の上で気づいたら寝てしまっていたこともあったが、続けていくと遅くまで起きて勉強ができるようになった。私は朝早く起きて勉強するより夜勉強したほうが集中できたので12~1時くらいまでは起きていた。遅くまでやらなければ、と思っていたわけではなくやっていたら時間がたっていたという感じだったので無理はしていなかった。

全国問題集

社会は最も早い段階で解いていた。記述の多さや難しさから多く間違いをしたが、わからなかった単元の教科書や参考書を読み、苦手を潰すのに役立った。

理科は東日本程度までしかやらなかったと思う。理科に関しては基本事項は頭に入っていてよほど難しい問題でなければ、不安はなくなっていたので他の教科に時間を割いた。

数学は本当に本当に全国問題集に救われた。難しい問題も多くムッ! となるときも あったけど、たくさん間違えて、解説を読んで、それでもわからなければ質問して、というルーティーンで解き方をマスターでき、考える方向性がわかるようになった。(全解きした。)

どの教科も、もっと早い段階ではじめればよかったかな、と今は思う。

群馬県入試数学の解答欄 (解) 

全国問題集で答えの出る過程を書かせる問題は多くあり、それを解いたり答えを写したりしていく中でできるようになったと思う。群馬は数学以外も記述が多いけれど慣れていったら大丈夫だった。

群馬県入試の英語の英作文

嘘でも本当でも自分が得意な表現や絶対に間違わない文法を使ってより安全に、減点されないということを内容よりも第一に考えて英作文を作っていた。
私は it for toやwhenなどをよく使っていた。つづりが不安な単語は使わないし、できるだけ簡単な表現に言い換えて書いていた。

1、2年生の頃はどんな勉強をしていたか

1、2年生のときは期末テストなどの定期テストの前だけ集中して勉強し (1~2週間前 くらい)
それ以外は課題とDKのプリント、テスト直しをやったりするくらいだった。

やり直せるなら、

・もっと授業の時間を大事に使っていればよかった(教科書の隅に書いてあることや 暗記事項を授業の間に頭に入れられるから)
・中1の最初から実技の評定にももっと気を配っていればよかった
・調査書に書けるようなこと(賞を取ったり英検なども)をもっとやっていればよかった
・もっと自分に自信を持ってと言いたい

※注はいずみから



著者略歴(いずみ文責)
・保育園年長からおうちどんぐり開始(添削いずみ)
・中1の1学期までに700問全問解き終えました
・中学生時代はDKには在籍せず、DKの教材を使用して自室で独学、全県模試をDKで受験していました
 Qノートはいずみに、英作文は中学校の英語の先生方に添削をしてもらっていました

どんぐり問題は一度も嫌がることなく、年長~低学年時代は「もっと!もっと!」とどんどん解きたがりました
「1日1問だけ」「週に1回だけ」からスタートし、高学年では増やしましたが、解きたがる気持ちを抑えるのが大変でした
どんどん解きたがるけれど雑に急いで解くようなこともなく、とにかく、楽しくしっかり絵を描いて考えて解いていました
難しい問題にぶつかると「おっもしろい!」とワクワクする様子で、その日解けなくてもなんてことなくお宝へ入れて「また後でやってみる!」というような子でした
テレビは生まれてから小学校3年生くらいまで日常的にはほぼ見ず、高学年のころは週に1時間ほど、見たい番組を録画して見ていました(動物系の番組やアニメなど)
ゲーム、スマホ、動画視聴はありませんでした
両親は子どもたちが全員小学生を終えるまでスマートフォンを所持せず、Wifiもつなぎませんでした
学校の宿題は6年間やっていません
「家庭の方針ならどうぞ」とあっさり認める担任の先生もいれば、「じゃ、少なくしますから」と聞き流した先生もいましたが、宿題マシーン稼働は1年間だけでした
家族で遊びに行くのはもっぱら野山や海などの自然
人工的な遊び場に出かけることはほとんどありませんでした
絵本の読み聞かせは生後2ヶ月から小学校3年生の終わりくらいまで、1日も欠かさずされていました
3年生くらいから児童文学に移行し、読書が娯楽だったようです
習い事はせず、毎日自由にすごしていましたし、小学生の間は夜8:00には就寝していました
ただ野山を駆けまわり、川や海で泳いでいただけなのに、身体能力は高く、小学生時代にはいろいろな競技で結果を残したようです
中学生になると運動部に所属しましたが、忙しい生活の中でも、自分で自分に必要なことを後手を踏まないよう進めている感じでした
3年間塾に通わず、DKのサポートはありましたが、本人も書いていますが、塾に通っているクラスメイトとの情報交換で不安になったりしたこともあったようです
でも、入試に関わる最後の期末テストでは学年総合1位をとり、全県模試の偏差値も第1志望校の合格基準を大きく超えていて、第2志望の私立も上位合格、第1志望の前期選抜は不合格だったものの、後期選抜で合格し、得点開示では全科目ほぼ満点という成績でした
誰に追い立てられるでもなく、
誰に指示されるでもなく、
自分で自分を律し、高校入試を乗り越えました
驚くのは高校入学後で、
受験生時代のペースのまま勉強を続けているようです
「まだ余力がある」というようなことも言っています
何を目指しているのかまだわかりませんが、
ひとりで受験を乗り越えた経験は人生に大きな足跡を残したんじゃないかな、と思って見ています

どんぐりっこ中学生の特徴
明るい
身体能力が高い
活発
何にでも興味がある
仲の良い友達がいる
目がキラキラしている

学業成績が良いかどうかはその子の特性によります
おまけでついてくることが多いけど、
何が影響しているのか、自分を追い込んで努力する子もいれば、
のんびりしていて、入試に間に合わないな~みたいな子もいます
糸山先生はおっしゃいました
「2番手がいい、って子もいるんですよ」と、にこやかに
誰もが一番上を目指すのがいい、ってわけじゃない
自分が安心する場所を、
自分が人生を楽しめる場所を、
自分で探せるのもどんぐりっこの特徴です
私はたくさんの子どもたちからそれを教わってきました
私のそばにはあまりいないけど、
自分の人生を生きていない子どもたちを思うと、
胸が苦しくなるんです

糸山先生、この子もどんぐり卒業時、ディスクで全作品を提出した子です
高校生活、ハードな運動部と進学校、両立して頑張ってます
見守っていてください

【【2022年度 どんぐりDK卒業文集③ キュートな文武両道ガール編】完