昨夜おこなった、どんぐりJAMBOREE2023 in GUNMAのエントリー前質問&相談会の内容を、来られなかった子どもたちや保護者のみなさん向けに公開します
最初に申し上げておきます
どんぐりJAMBOREEは、
どんぐりを実践している子どもたちのための交流会です
普段、ひとりでお家で実践している、というお子さんが最も多いと思います
でも、そんなお子さんが国内はもちろん、海外にもたくさんいて、
そんな子たちに、「仲間はたくさんいるよ」って見せてあげられる機会になると思っています
今回、どんぐり倶楽部(株)企画のどんぐりJAMBOREEの主催はどんぐり学舎です
次回は誰が主催してくれるでしょうか
どんぐり倶楽部(株)のれい先生は、これからもJAMBOREEを企画してくれるはずです
この1回こっきりで、終わってしまう企画ではないことを、知っておいてください
夕べ、質問&説明会に来てくださった方は40組ほどでした
エントリーする予定でも質問会には来なかった、という方がその他に20組ほどいらっしゃいます
5/1(月)の正午にエントリーフォームが開きます
定員は40名
「すぐにいっぱいになってしまうのではないか」と保護者さんの間では不安の声が飛び交っているそうです
私たちスタッフにも予想はできません
原則として「先着順」に正式エントリーを受け付けますが、
エントリーフォームの最後には「子どもからの参加意志表明」を書いていただく欄があります
正直、大人の方に代筆(代理入力)いただくことになるので、
お子さんの本心が書かれるかどうかはわかりません
どうしても参加させたい親御さんの意志が強く働く場合もあるでしょう(笑
私たちは子どもたちを信じるので、
疑うことはしません
でも、
お子さんが嫌がっているのに、お子さんがあまり乗り気じゃないのに、とにかく参加させなくちゃ!ってエントリーするのは絶対にやめてください
親元を離れ、私たちと過ごすこと、自然の中で遊ぶこと…あまり気持ちが乗っていないのに無理矢理参加しても、楽しめないし、仲間も作れない、そして、なにより自分の身を守れない、つまり、危険なのです
その辺りの意志をしっかり確認し、自分のことは自分でできて、自分の頭で考えられる、仲間を作って、仲間と思いやりを持ち合って過ごせる、という前提のもと、お子さんの意志でエントリーを決断してください
エントリーフォームに代筆する内容は、お子さんに書いておいて(または聞き取りしておいて)もらってくださいね
(お子さんは登校する日でしょうから)
それから、今回はどんぐり学舎が主催なので、会場は群馬です
集合場所は私の住む高崎市の高崎駅です
「なんで群馬なの!」っていう声も挙がっているみたいですが…
それは、主催者の本拠地がこれからも開催地になることでしょうから、
どうか、わざわざ参加費以外にも多額のお金をかけて、時間をかけて、群馬だなんて、辿り着くのもやっと!!なんて状態でのエントリーもさせないでください
バスで出発する頃にはへとへと…なんてかわいそうです
私たちは、
自分たちが住む大好きな群馬の、山奥の美しく豊かな自然の中で、
どんぐりっこと過ごしたい
簡単にはお誘いできない場所ですが、その分、簡単には得られないものがたくさん詰まっていると思っています
群馬まで送って行くだけでお金も時間もかかるし、一苦労…と気がかりな方はどうか、次回以降のエントリーをご検討ください
私たち講師陣は主催者に呼ばれない限り出向きませんが、れい先生には次回以降も必ず会えますから大丈夫です
さて、前置きが長くなりましたが、
ここから、昨夜話題になったQ&Aを記したいと思います
7:30~ 子どもたちからの質問
Q 川遊びのための網を持っていっていいですか?
A それはエントリーした子どもたち同士で話し合って決めていいですよ!
Q 水鉄砲は持っていっていいですか?
A それも、あとでみんなで決めていこう!
Q お友だちと一緒にエントリーを検討中なのですが、他に知っている人がいないので、お友だちと一緒の班にしてもらえますか?
A お友だちやきょうだいと同じ班にはしません。なぜなら、新しいお友だちがすぐにできるからです
Q 料理コンテストってどんなことをするんですか?
A 班ごとに分かれて、晩ご飯を作ります。買い出しから一緒にして、みんなで作って食べます。コンテストは、大人のみんなで試食して賞を決めることです。全部のお料理に先生達が賞をつけるよ!(順位じゃなくて特徴を見つけて賞をつけるつもりだよ!)
Q 料理の予算っていくらくらいなんですか?
A ひとり500円で8人の班なら4000円です
Q 大焚き火ってなんですか?
A キャンプファイヤーみたいなのができたらいいな、って思ってます
Q スケジュールの中で、30日の10:00川遊びって書いてあるところに、「雨天の場合は学習室でレク」ってあるけど、これはなんですか?
A 雨が降ったら川遊びじゃなくて室内で遊びます。何して遊ぶかはその時決めようかな
Q 糸山先生って来るんですか?
A 糸山先生は群馬には来られないんです。空港が近くにあると来てくれるかもよ!
Q どんぐりタイムって好きな問題を選べるんですか?
A どんぐり問題は家から持ってきてもらいます。
Q ライフジャケットは必要ですか?
A 川遊びにはライフジャケットは必須ですが、荷物になってしまうので、これから遊ぶ予定の川の状態をよく調べて連絡します
Q どんなところに泊まるのですか?寝るところはどんな部屋?
A とても広い畳の部屋です。新しい建物でとってもきれいですよ
Q 7月29日の「昼食」ってどこで食べるのですか?
A 初日のお昼は各自持ってきてもらいます。買い出しのためにバスが駐まる広い駐車場の中とか、バスの中とか、簡単に済ませる予定です
Q 0MXって持っていっていいですか?
A いいですとも!何番を持ってきてもいいですよ!
Q 川でつかまえた魚とかってどうしたらいいですか
A みんなで考えてどうにかしよう!
Q 朝ご飯も料理コンテストするんですか?
A いいえ、朝ご飯は質素にご飯とちょっとのご飯のお供だけ、シンプルに済ませます。まあ、これから相談で、朝ご飯をどうしたいか、みんなで考えてもいいね!
Q どんぐりタイムの時のおやつは自分で持っていくんですか?
A 考え中!でも、たぶん、こちらで用意します
Q ザリガニ釣りのたこ糸を持っていっていいですか?
A 必要かどうか話し合って決めよう!
Q どんぐりタイムのための色鉛筆は各自で持っていきますか?
A 筆記用具も持ってきてください!
Q 野外遊びって何をするんですか?遊ぶ道具は持ってきていいですか?
A みんなで決めていいよ!
子ども質問タイムの最後に
行く人が決まったら、行く子ども同士で話し合って細かいことを一緒に決めていけるよ!
8:15~大人質問タイム
Q 2日目の朝のご飯のお供は個々で持って来るということですが、冷蔵庫に保管するまで傷まないようなものがいいですか?
A 基本的には保存食、乾物みたいなものがいいと思います。どんなものが保冷が必要か、どんなものなら持って行けるのか、親子や班の仲間同士で話し合って決めてほしいです。子どもたちが知らなかったことを知る機会になります。
Q エントリーフォームがまだ「受付は終了しました」になっていますが、5/1からは稼働するのでしょうか
A 5/1正午から稼働します
Q エントリーは結構な争奪戦になりそうですか?
A 初日に申し込めば…とは思うけど、初日に申し込んでも定員に達したら締め切らなければなりません。初日に入力できてもお子さんには、がっかりさせないためにも、「エントリーできているかどうかわからないよ」と伝えてください
JAMBOREEはこれからも続くので、今回エントリーできなくてもがっかりしすぎないでください
Q エントリーの入力項目について、子どもが判断することは「Tシャツのこと」、それから、「参加意思表明」のこと、この2点はあらかじめ聞いておいた方がいいですか?
A Tシャツの色、サイズをお子さんと決め、参加表明はお子さんに書いておいてもらってください
Q 未開封の水2本とは、500mLでいいですか?
A はい!水分補給のため、それから、水筒だと衛生管理が難しいので持たせてください
Q 川の近くにトイレはありますか?
A トイレは川遊びの場所から徒歩10分ほどの宿舎(入浴施設の方)まで戻るのが最寄りです。他、何か対策ができれば、実施当日までに考えます
Q きょうだいでエントリーする場合、フォームは2回使えるんですか?
A フォームは複数回答できるように設定しています
Q (金森先生から)送ってきてくれる保護者の方と、講師陣と、せっかくだから解散後にでも交流会ができればいいかもしれませんね
(保護者の方から)講師陣をゴールデンチームと勝手に呼んでいますが、こんなことなかなかないのでぜひ実現させてほしい
A 追々そんな企画も立ち上がったら楽しいかも(東京駅なのか、高崎駅なのか…)かつては糸山先生の講演会などがあると、大人同士が交流できたものです。そのような企画を新たに企画するのもいいですよね、本部のれい先生
Q 夜眠るときはどのような部屋でどのようなまとまりで眠るのですか?
A 広い畳の部屋があるので、男女で部屋を分けて、みんなでごろごろ寝ます。
Q 荷物は大きくなりすぎると大変ですか?子どもがボートを持っていこうかな、と考えているようです。荷物を背負って結構歩きますか?
A 川遊びの持ち物はみんなで相談して決めます。荷物を背負って長時間歩くことはありません。バスは宿舎の近くまで行きます
Q 川の深さと川幅はどれくらいですか?
A 今回の川遊びの川は「渓流」に近いです。季節によって水量が変わる川なので、その時どうなっているかわかりませんが、これから下見を重ねて当日の安全は保ちます
Q 班活動っていうのは料理コンテストのときだけですか?
A いつも班ごとに、ってことはないけれど、人数を小分けにして行動しなければならないとき(たとえば買い出しや、入浴施設にいくときなど)は班ごとに集まってもらうことになります
Q どんぐりタイムはどのくらいの時間?添削は?
A 90分とってます。講師で手分けして添削をします。読み聞かせ方式でしたい子には当日現場で言ってもらいます。筆記用具は各自持ってきてください
最後に
子どもが疑問に思っていることを、大人が問い合わせることは簡単ですが、親子で話し合ったり、仲間同士話し合ったりしてから自分たちから私たちに聞いてくれるような、そんな形を望んでいます
持ち物など細かいことも、みんなで持ち物リストを考えて作ったり、必要か不要か話し合ったりできたらいいなと思っています
大人が決めたことを子どもに守らせるのではなく、子どもたち自身が考え、話し合い、他者の考えも知り、その中で案を出していく、そんな経験をさせられたらいいなと思っています
開催当日も、全てお膳立てされて、守られすぎた環境で「自然遊びごっこ」をするのではなく、小さな失敗や、ちょっとの涙、命に関わらない痛みや傷も作りながら、逞しく過ごしてほしいと思っています
もう一度、エントリーの前にご検討ください
JAMBOREEはこの1回だけではないこと
来年の夏だってできるかもしれないこと
(2回目に手を挙げてくださる方には私たち2023のスタッフがノウハウをお伝えしますから!)
群馬じゃない、もっと皆さんの家の近くで開催されるかもしれないこと
お金を払えば面倒を見てもらえる受動的なイベントではないこと
子どもさん自身が、仲間に会って仲間と過ごすことを楽しみに思ってくれていることが条件でもあること
そして、
自然遊びの経験が豊富な今回の主催者、どんぐり学舎・DSSのメンバー達は、子どもたちが失敗したり、命に関わらない痛みや傷をこしらえながらも成長していく姿をずっと目撃しているので、決して、「擦り傷ひとつ作らせずに親御さんの元へお返しします」などという誓いなど立てないこと
そういったことをご理解のうえ、エントリーするかどうかをもう一度考えてみてください
エントリーフォームは
5/1(月)正午に稼働し始めます
締め切りは5/10(水)ですが、エントリー状況によって期日前にフォームの稼働を停止します(そこから応募はできなくなります)
エントリーに対する正式な回答は連休後の5/8(月)以降、事務局から開始します
それまでは、事務局にお問い合わせいただいてもお答えできません
お子さんには、
たとえ5/1(月)の正午直後にエントリーできたとしても、「確実に参加できる」と伝えるのは控えてください
私たちにも予想ができませんが、「先着順」でどうなるのか、蓋を開けてみないとなんとも言えないのです
エントリーが完了したかどうかは、5/8(月)以降に送られてくるJAMBOREE事務局からのメールで確認できるのを待っていてください
エントリーの前に、
●お子さんのTシャツのカラーとサイズ
を、お子さんと決め、
●参加意思表明の言葉
を、お子さんから預かっておいてください
どうぞよろしくお願いします
※募集要項詳細(全6ページ)をまだお持ちでない方はどんぐりJAMBOREE2023inGUNMA事務局までご連絡ください
どんぐりJAMBOREE2023事務局 donguri.jamboree2023アットgmail.com(アットを@に)