どんぐり学舎中学部 独学支援室D→K Roomでは、
実教室の開室の他に、全国各地で独学で高校入試に挑む中学生の支援をしています
これからここに、
中学生のためのこの講座の説明を書きますので、
日頃の勉強法に悩む中学生、これから塾に通わず独学で頑張っていこうと思っている新中学生のみなさんは、これを読んで、活用するかどうかを考えてみてください

塾に通いながらの「独学」はちょっと大変です
中学校からの課題もかなり多く、自分で決めた学習法を進めるには時間の使い方の工夫が必要です
さらに塾の長時間の授業や、塾からの宿題が出されると、独学を実践することは困難になるでしょう
だから、本当に自分でやってみたい、という人にお薦めなのです

DK通信講座内容(単科、複数科、選択可能です)
①英語《DONGLISH》
数学発展(入試対応レベル)
③Qノート解説

詳細説明
①英語《DONGLISH》
講料 1単元 5000円 
DONGLISH専用ノート代400円(慣れてきたら自分でノートを用意しても大丈夫です)

(1単元とは、教科書でいう1Lessonや1Unitのことです)
受講料の納入は、教材を郵送するときに保護者様宛に同封する請求書を参照してください

自分の中学校の英語の教科書の本文を全てDONGLISHで訳すコースです
新しい単元に入る時に、その単元で勉強する新しい英文法の解説を聞き、整序問題集で基本を学びます
その添削が終わったら教科書本文を専用ノートに書き写し、スラッシュを入れ、語句順訳をします

この語句順訳のことをどんぐり倶楽部ではDONGLISH(ドングリッシュ)と呼びます
どんぐり倶楽部の糸山泰造先生が開発した、日本人が日本で暮らしながらその日本語力を生かし、基礎の英語を習得するための方法で、様々な英語学習法や英語指導法を試した私が最後に選んだこれ以上ない最高の学習法です

学校では教えない、英語史からの英文法の解説は、「とにかくこういうものだから覚えるしかない」と教えるしかなかった状態を覆します
全て、ちゃんと理由があり、それがわかると英文法は理解できるのです

中学校1年生の時点で、英語が嫌いで、苦手だった、という生徒が、DONGLISHで最初から学び直したら「英語は簡単だった!」と言い直し、中学卒業時には英語が一番得意な科目になっていたこともあります
理由がわかれば、納得できれば、学び進めることに抵抗がなくなるはずです
大人になっても使えるまさに一生物の英語理解法です
●受講方法●
英文法解説書(敢えて手書きです)と練習問題は郵便で送ります



最初に専用ノートも送ります
各自、家で英文法解説書についているQRコードを読み取って、私の音声解説を聞きながら解説書を読んでください

解説書を読み終わったら、添付の整序問題集を丁寧に解きます
解けたら写真を撮ってメール添付でDKに送ります
私は正解にだけ印をつけて返信します
不正解は最初はノーヒントで直します
2回目の添削で、私がミスした箇所がわかるようヒントを指摘することがあります
全て正解するまでメール交換を繰り返します

丁寧にこの過程を実践します
英語と日本語の一番の違いである語句順の理解が最も大切だからです

問題集が終わったら、教科書の本文を書き写します
1年生の間は、スラッシュを入れる位置とDONGLISH訳の方法を見て覚えるために、
本文を書き写した時点で写真を撮ってメールで送ってください
私がスラッシュとDONGLISH訳を書き込んで返信します
私が書きこんだものを見ながら、自分のノートに丁寧に書き写しながら、
スラッシュを入れる位置と訳し方を覚えていきます
慣れてきたら自分でわかる箇所だけでもスラッシュとDONGLISH訳を書き込んで送ります
間違えても大丈夫
わからないところは空けておいて大丈夫
積極的に挑戦することで、早い人は中2の途中ですっかりDONGLISHをマスターしてしまいます
DONGLISH訳を終えて、添削が済んだら、今度は「方言訳」をします
「方言訳」は、小学生でもできる「自然な和訳」です
DONGLISH訳は、日本語を使いますが、英文法の語句順で書かれたいわば不自然な日本語なので、自然な日本語、できれば、普段、自分が使っている日本語に訳していきます(だから方言訳と呼びます)

英文 I   play   soccer.

DONGLISH訳  I/ play /soccer.// → 私は/する/サッカーを//

方言訳 おれ、サッカーするんだ。

最後まで方言訳の添削が終わったら1単元終了です


②数学発展(入試対応レベル)
受講料 1単元 5000円 教材費別途
(1単元とは、教科書でいう章のことです)
受講料の納入は、受講を希望された際に保護者様にメールで送付(または英語の教材と同封)する請求書を参照してください

DKで使っている発展問題集を使い、すみからすみまで問題を全て解きながら進めていく独学法です
1)2024年4月10日までの受講確定の場合、教材の取り寄せ送料が無料です
   教材費1800円+御家庭への送料185円
2)2024年4月11日以降
   教材費1800円+個別取り寄せ送料+御家庭への送料185円 

  ※個別取り寄せ送料は、教材販売会社の規定によります
  (4/10までなら全員分まとめ買いするので、取り寄せ送料がかかりません)

●受講方法●
DK実教室生も使っている問題集を購入してもらい、最初にこちらから送ります
(市販教材ではなく、塾専用教材です)
その問題集のすみからすみまで、全ての問題をノートに解き、その日進んだところまでのノートの写真を撮ってメールで送ってもらいます
模範解答の冊子を見て自分で答え合わせをして、解説が必要な問題にはそのように明記してから写真を撮ってください
解説を書いて返信します
教科書レベルから発展したところまで進む問題集で、問題数も多いです
これまでにこの問題集を全解きした生徒は自力でかなりのハイレベルにまで向上しています
自分のペースでどんどん解き進めることが大切です
学校のテストで高得点を狙っていて、数学を得意科目にしたい場合、こちらのコースがお薦めです
(現在、数学通信生の全員がこちらのコースを選択しています)
(2024年度はこの発展コースのみの開催となります)

③Qノート解説
受講料 1問1000円(解決するまで)
数問分まとめて納入でも、その都度納入でもどちらでも大丈夫です
まとめて納入の場合、質問数をお互いカウントしておけば漏れはありません

Qノートとはどんぐり倶楽部では「わからん帳」と呼ぶ、テストの間違いだけを収録する自分だけの参考書のようなノートです
DKではQノートと呼んでいます

「ミスした問題だけを貼付するノート」は、
糸山泰造先生が昔から推奨しているものですが、
テレビでも有名な東大卒の有名人、松丸くんや伊沢くんも作成したとそれぞれ別の場所で話しているのを聞きました
新しい問題集を買うときや、目新しい勉強法を知って実践しようとするとき、
なんだかワクワクしてやる気になるものです
特に新しい問題集の最初のページは、気合いを入れて取り組むと思います
でも、大切なのは継続すること、そして、有意義な勉強法であることです
ただただ新しい問題を解き進めて振り返ることをしないでいると、
勉強をした気持ちにはなるけれど、深い理解に至っていないことが多いのです
どうしてミスをしたのか、自分にはどういうミスをする傾向があるのか、
そんな分析もできるQノートは最強のアイテムなんです
3年間しっかり作成した生徒たちは、定期テストの前に必ずQノートを振り返ります
高校入試前の緊張した状態でも、Qノートを見返して、「こんなに自分は頑張ってきたんだ、自分のミスを分析して、解決してきたんだ」と自信と落ち着きを取り戻せた、と言っていました
●受講方法●
そんなQノートですが、解説してほしい問題があるとき、提出先は各所あります
たとえば学校の先生
学校の先生は本来、質問されることを好みます
最近は、忙しくて本来の学業に関することに時間を取れない先生が多いのか、質問をすると断られたり、後回しにされたりしてしまう、という悲しい体験も中学生から聞くことがありますが、質問の仕方を工夫すれば、喜んで解説をしてくれるはずです
質問は口頭ではなく、必ずノートに書いて「時間のあるときに解説を書いてください」と渡すのが礼儀であり、解説をしてもらえる秘訣です
その時、模範解答を必ず添付します
即日ノートが返却されない可能性があるので、普通、Qノートは2冊以上用意しておき、常に自分の手元に1冊は確保しておき、日々、疑問点を収録する習慣をつけます
さて、学校の先生に提出できない場合、私が受け付けています
(実教室の生徒のQノートは私が担当しています)
解説が必要な部分のノートの写真を撮って、メールで送ってくれれば、
解説を書いて返信します
これが、Qノート添削です
1問単位でどの科目でも受け付けています
解決するまで何度でもメール交換をします


★DK通信講座を受講するために必要な道具★
1)自分だけのメールアカウント(メールや、写真の送受信ができるような)
2)できればキーボードのついた端末
 →フリックよりキーボード推奨
 →QRコードを読み取って動画(英語解説音声)が視聴できる
3)Qノート作成にはコピー機(複合型プリンタ-)が必須です


こんな風に、私は全科目の独学支援をしています
この他に、実教室で実践している国語の文章問題解法や、入試頻出漢字チェック、古典の読解、英文訳や数学・理科の思考力、新傾向問題など、通信でもできたらいいなあ~と思っていることはたくさんあるのですが、それは少しずつ準備しているところです
でも、実際には、通信生それぞれの独学に関する要望にできるだけ個別に対応しているんです
私ひとりでやっているものですから、どのようにでも対応できます
だから、
皆さんももし、独学に誰かの助言が必要なら、1度連絡をください
英語や数学をしっかりと基礎から頑張って、得意にしたい!という気持ちがあれば、
DONGLISHや全解きはおすすめです!

もし、何か聞きたいことがあったらこのフォームか、
お問い合わせフォームからいつでも連絡くださいね

DKは、実教室も、通信も、中学生本人と私とのやりとりで成り立っています
保護者の皆さんにはメール交換の内容などもちろん見ていただいて構いませんが、
勉強の進め方や講座の内容についての質問など、
中学生の学習に関することは中学生本人との相談で解決しています
機材の準備や、受講料に関すること、それから、親としての悩みや相談などはもちろん保護者さんや私が担当することなので、いつでも連絡してください

最後に、
実教室で配布している中学生向けのD→K Roomの案内の画像です