【親子関係・夫婦関係】
最近、娘は父親に似てきました。
顔が・・・
父親は似てきたことに申し訳ない気持ちでした。
でも娘は「そりゃー、親子だもん、似るだろう」
と笑顔で答えました。
受験勉強が終わった数日後、
「将来、お父さんみたいな人と結婚したいなー。
でもそんな男の人いないだろうなー」
娘と父親の関係で悩んでいる職場の同僚が何人もいます。
でも小学生の時から、娘と公園に行ったり、山登り、川遊びに行ったりと中学生になっても関係は変わりませんでした。さすがに中2後半からは父親との距離間が変わりましたが。
でも娘は両親にも祖父母にも優しいです。
保育園児の時から、素直な笑顔で、乱暴な言動もなく。だから我が家では楽にストレスのない
状態をと思って両親は環境作りだけを考えていました。
そんな我が家に環境作りの礎は「どんぐり」でした。
我が家が「どんぐり」に出会って、実践してこられた事は本当にラッキーな事で、全ては聡ちゃんが「どんぐり」に出会ってくれたおかげでした。今考えると必然だったのかも・・・
「どんぐり」とはなんだろう?と
「子育てと教育の大原則」、「絶対学力(9歳の壁をどう突破していくか?)」
糸山泰造先生の著書を何回も読みました。聡ちゃんからも少しずつヒントをもらいながら。
生きていた環境が違う夫婦が、同じ教育方針を向くって至難ですよね。
夫婦が愛おしい我が子のために子育てについて話し合い、同じベクトルを向くことが
「どんぐり」の素晴らしさだと思っています。子供は良くも悪くも親を見て育つし、
かと言って親と別の人間です。夫婦とは。親子とは。
悩んだときは聡ちゃんのブログや「絶対学力」を読み返しました。
何回も何回も読まないと自分の中にスーッと入ってこないのですが、今思い返して、夫婦関係が子育ての環境作りに直結すると、多くの夫婦はわかっているのに、もったいないなー。
塾代もったいないなー。子どもの素直な気持ちなくしてもったいないなー。
【小学校時代のどんぐり生活】
宿題に関しては、毎年4月に我が家は宿題をしない旨の手紙を担任に提出していました。
特に3年生の時の若い担任は、「学校のルールや決まりに従って下さい」だったので、校長先生にアポをとって担任も一緒に話し合いました。
・宿題しません
・テレビゲームしません
・テレビは特定の決まった番組(ダーウィンが来た、志村どうぶつ園)以外観ません
・クラスに宿題係を作らない(宿題の提出管理、宿題を出さない子を注意する担当)
我が家の方針を説明し、理解してもらいました。親としてはゲームをしていないと仲間外れになるのではないかと心配するかもしれません。
でも小学校を卒業する頃、娘に「学校でテレビゲームやテレビの話題で困ったことはなかった?」と聞くと、娘は「テレビやゲームで乱暴な言葉や暴力で友達に嫌な気持ちにさせたくないから」と答えました。
学校から帰ってくるとほとんど外で遊んでいました。外に遊具があるわけではなく、友達が集まると鬼ごっこ、かくれんぼ、一輪車、ドッジボール。テントを設営してテント内でカードゲームやボードゲームをしたり、焚火もしました。普段、テレビゲームで遊んでいる友達はわが家へ来ると新鮮なのか、楽しんで遊んでいるように見えました。
娘をみていて学校ではテレビゲームに関して嫌な思いをたくさんしたとは思いますが、テレビゲームより楽しいことがたくさんあることを知っているし、少し嫌なことがあっても別に気にしない。冷静で周囲に対して気配りができ、同級生より少しだけ精神的に大人だったような気がします。
子供が小学校低学年の時は、毎晩寝る前に今日の子供との接し方を顧みました。
手を出し過ぎていないか、余計なことを言っていないか、親が子供を管理しないように心掛けていました。小学校低学年の時を、親が何もしないで子供の目の輝きを見守り続ければ、その後の小学校高学年、中学生活はさらに何もしなくても子供は成長し、賢く強くなります。これは実際に経験したことなので間違いないです。
結局、親は子供に手を出せばだすほど、子供の考える力を制限してしまう。
親は外で遊んでいる子を見守り、他愛もない話をすることが親のできることなのだと。
親の覚悟が大切です。
また心強かったのは、一緒にどんぐりをやっている保護者の存在です。伊香保の山登り、上野村での川遊び、大利根緑地の放課後どんぐり。共感した仲間たちとの時間は親も子も気持ちが豊かになり、心が温まりました。懐かしいです。
【中学校時代のD-K生活】
中学生になって宿題や課題は、時間をみつけてゆっくり丁寧にやっている様子でした。テレビは推しのアイドルが出ている番組を録画して時間を決めて見ていました。1年生の3月頃に自転車小屋を作り始めたのですが、娘が手伝ってくれるようになり、途中から父親よりも積極的でした。電動インパクトドライバーで固定したり、塗料も娘のセンスで塗っていました。
夜も早朝も一緒に製作したのであっという間に完成しました。
中学の部活は長距離陸上部に所属しました。
1年生の頃は、急に長距離を走り出したことにより、膝や股関節を故障してしまい、練習には参加しても、大会には出場できない日々でした。
2年生になって突然スイッチが入り練習も真剣に取り組むようになると、タイムも急激に伸び、3年生では個人でも駅伝でも県大会で入賞できるようになるほど打ち込んでいました。
娘に「長距離を走ることは楽しい?」と聞くと「仲間と励ましあって走ることが楽しい、だから駅伝が一番好き」との返し。
結局、仲間にも恵まれ3年生の11月中旬まで駅伝に没頭したのでした・・・
そして駅伝を引退してから高校受験までの集中力にも驚きました。
他の受験生よりも受験生としてのスタートが遅かったのでまさにラストスパートでした。
DKルームと図書館を利用しての勉強時間の確保、夜は2つ上の兄に質問責め。
誰に言われるでもなく自分で受験時期の生活のリズムを作っていました。
今の時代ググってしまえばすぐに答えが出る。なかなか遠回りして寄り道しなが考える面白さを感じることができない世の中です。親や祖父母も見守る子育ての楽しさを感じて欲しい。そしてそんな時期はあっという間に終わってしまいます。この10年ちょっとで、そんな遠回りして考える事ができる「どんぐり」の環境にいることができて家族一同幸せでした。
成績は点数が何点であろうと態度や表情は変えない。小学校の頃から心掛けていることです。テストで何点を取っても、どんな高校に行っても、それ以上に大切なものがあると思います。聡ちゃん、今まで我が家をサポートしてくれてありがとうございます。
そしてこれからも末永くよろしくお願いします。
見守っていてください。
父と母より
サトより
このご家族の特徴は、なんといっても、夫婦のチームワークのよさでした
保育園や学校や地域で、積極的に活動に参加し、役員も引き受け、
子どもや妻の関わる環境に自分ごととして当然のように関わるお父さんです
宿題調整の相談にも夫婦で学校に行ったのです
子どもに、
前向きになるように、自分から進んで手伝いや勉強をするように、といくら言って聞かせても、実際にそういう手本を見せなければ絶対に「自分から進んで」やるようにはなりません
今の親御さんの多くは、その一番大切なところを見落としている気がしてなりません
相手の(子どもの)気持ちや意志は無視して、「とにかくやりなさい」と言うだけで、「自分は苦手だから」「自分はできないけど」と手本を見せていないことがとても多いです
なにも、子どもと一緒に国語や算数やさかあがりをすべし、ということではないんです
自分の立場で、自分が関わることで、すべきことをする手本を見せるんです
親にならせてもらったからには、親としての短い期間のミッションです
そんな両親の姿を当たり前のように見てきて、この家庭の子どもたちはとっても素敵な成長をしています
それぞれが勉強やスポーツに、誰にも押しつけられない形で、自分の選択で、一生懸命に挑んでいます
大変なことがあっても、自分の置かれたポジションを、懸命に全うしています
それ以外にも、常に周囲の仲間のことを気に掛け、自分にできることはなにかあるかな、といつも考えているような子です
まさに、親御さんが見せてきた姿なんだと感じます
私の体感では、
子育てに、教育に、積極的に関わり、情報を集め、奔走しているのはお母さんがほとんどです
もちろん、両親ともに、という御家庭もあるし、お父さん中心、っていう御家庭もあります
でも、
ちょっとお母さん大変そうだな、ちょっとお子さんが大変そうだな、っていう御家庭の場合、ほとんどが、お父さんの関わりが少ない御家庭です
(あ、もちろん、両親が家庭内に揃っている場合を想定して書いています。シングルの場合はまた違います。「いるのに、いるはずなのに…」という例なのです、問題は)
望んで父親になったはずなのに、子どものことは母親に任せきり、っていうのはなんでなんだろう…と、いつも考えているし、保護者さんたちともよく話しています
「うちはそういう役割分担で、別にいいんです」という御家庭もあり、うまくいっているように見える御家庭もあるのですが、やはり、少し不自然なところは子どもに露呈します
たとえば私のような、お子さんに関わる立場にある人間に対しても、「全く関心がない」という態度をされる方も多くて、本当に驚かされます
その手本は、お子さんに見えてるわよ~って思うんです
ずっと積極的に関わってきて、それが当たり前、というこの御家庭では、
小さな我が子が腕にすっぽりおさまっていた頃から、
少しずつ距離を取るようになってくる今に至るまで、
きっと、手に取るように、すべてが思い出されることでしょう
すべてを両親で共有してきたから、
今までのあらゆる問題も、どう乗り越えてきたかも、いつまでも、忘れないでしょう
これからも、そうやって、一緒に乗り越えていくのだと思います
もちろんですとも、
こちらこそ、末永くよろしくお願いします
ご卒業、おめでとう!