こつこつとブッカ中
やっぱり帯と中表紙にふるふると心が震えたり
どんぐりと似てるな~
けどちょっと違うな~と思ったり
どんぐり文庫、覗いてみてください

ランダムに今日もご紹介

私は成績表がオール1の落ちこぼれでした。
「いじめ」「引きこもり」「学校嫌い」…。
すべてのどん底を経験してわかったことは、
勉強ができない子どもほど可能性はあること。
目標を持てば必ず夢はかなうということ。
皆さんにも私の体験を知ってもらいたい。

中学卒業の学力は漢字は名前しか書けず、
数学は九九が2の段まで。
英語の単語はBOOKしか知らない落ちこぼれが
編み出した「オール1の勉強法」とは?

宮本延春『オール1の落ちこぼれ、教師になる』
こういう体験をお持ちの方は多いのですが、
どの方もエンジンがかかってからの馬力が凄い
そして、エンジンをかけるのは誰で、いつなのか?っていう親としての永遠の課題も、ちらつきます
とにかく、エンジンをかけるのは本人なんだな、っていうことがよくわかります

続きまして…

「ズバ抜けた問題児」は、
8つのルールで育てよう
①絶対にコンプレックスを与えない
②がまんさせるのではなく、おもしろがらせる
③小学校時代はとことん遊ばせる
④豊かな自然体験をさせる
⑤内容にこだわらず、子どもがおもしろがる本を与える
⑥ゲームやスマホを与える時期はできる限り遅くする
⑦しつけは端的に。ある日突然「わかる」ときが来る
⑧子どもの導師となる「運命の人」を探す

松永暢史『ずば抜けた問題児の伸ばし方』
問題児でなくても、8つのルールは参考になります
問題児ってそもそも誰目線なのか?っていう話もありますが、いわゆる、学校にはまらない子だったりすることが多いです
でも、最近思うのは、学校にはまってて、そつなくこなしてるのにあとで大きな壁にぶちあたる子たち
むしろ、「こんなのイヤ!!」って拒絶反応や、わけわからん行動で示してくれた方が、守れるんじゃないか?とさえ思うこの頃
とにかく親には「ここが変だよ!」って訴えてくれる関係を守りたいですね
次は…

子どもというものは、球根のようなものです。
どんな花が咲くのかわからないけれど、
きっと美しい花が咲く。
信じて、辛抱強く見守っていける人こそ、
子育ての上手な人です。

佐々木正美『花咲く日を楽しみに』でした
「あ、佐々木先生の言葉だな」とお気づきになった方もいるのではないでしょうか

続きまして

スウェーデンの投票率は85.8%(全体)、
30歳未満の若者の投票率も81.3パーセントに達しています。日本の投票率と比べると、その高さに驚いてしまいます。この国の小学校で使われている社会科の教科書には、それを考えるヒントがたくさん書かれています。
例えば、「メディア」の章では、メディアは他人の情報を得るための道具としてよりも、人々が自らの情報を発信するための道具、すなわち「民主制の道具」であると述べています。例を挙げると、学校のカフェや遊び場が閉鎖されそうになれば、メディアを利用して賛同者を集め、地元新聞に投書し、政治家に会い、デモによって意思表示をするように促しているのです。こうした内容に対して、日本人はどのように思うのでしょうか?

ヨーラン・スバネリッド『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』
これはどんぐり学舎保護者さんからの寄贈本です
教科書に、書いてあるんです
自らが情報発信して、社会運動を起こすべし、と
そんな国があると信じられますか?
海外のデモや暴動をニュースで見ると、
野蛮な国だな、日本は平和でいいな、と思いますか?
それが平和ぼけというものではないでしょうか
なにか困ったことがあっても、生きていけないことはない、という状態であれば、「まあ、いいか」とあきらめてしまう私たち日本人
もともと、争うことが好きじゃない私たち日本人は、そんな素敵な国民性を、逆手にとられている気がしてなりません
議論は、争いじゃありません
意見を交わし合うことで、みなが共存できる道を探すことができるのに
…ナウシカを再読し終わって、思考が深々と沈んでいきそうです…

さてもさても、ある日、私が中3の公民の教材を教室で作っていたら、小学校低学年の女の子達が覗き込んでいろいろと聞いてきました
「せいとうってなに?」「日本の国をどういう風にしよう、って決めている委員会みたいなやつだよ」
「どのせいとうがいいの?」「それは自分の頭で考えて決めるんだよ」
「先生はどのせいとうがいいの?」「それは、普段から、その政党がどんな考えをもって、どんな風に会議で発言しているか、よーく見て、それから自分の頭で考えて、応援する政党を決めているよ」
「決めたらどうするの?」「選挙の時に、代表として会議に行ってもらう人を私が紙に書いて選べるんだよ。政党もね」「えーー!!いいないいな!!」「いいでしょう?でもね、18歳になったら、おうちにみんなの名前当てにちゃんとハガキが届くんだよ。それを持っていけば、代表者の名前を書く紙がもらえるんだよ」
「えーー!!18歳!?あと10年じゃん!」「全然わかんない!」「大丈夫だよ、だから、一生懸命勉強して、ちゃんと話を聞いてわかるようになったり、新聞やなんかを読めるようになっていれば、18歳で選べる人になってるよ」「えーー!!!楽しみ!!!」
「おれはあと7年か!」(←突然高学年が割り込んできた)

パーティで政治と宗教の話はするな、とは言っても、私たちの生活の全てを「決めている」政治が、子どもたちの生活からも切り離せるわけはなくて、それを、子どもたちの周囲の大人達もいつまでも無関心を決め込んでいては、この国が、この教育制度が、よくなることもないんだろうな…と毎回の投票率を見て思うのです

これが正しいんだよ、と教えるのではなく、
正しいのか間違っているのか、自分なりに判断する力をつけること
自分の考えをもつ大人になるということ
子どもが私たちの近くで育つ間は、選択する姿を見せる、ということが肝心なんだよね、と思えるスウェーデンの毅然とした教科書です

北欧続きで…


2004年、大きな国際学力調査PISAの成績が世界中で話題となった。PISAは、OECD(経済協力開発機構)が主宰するもので、社会で生きるための子どもたちの総合的な思考力を測ることを目的とする。この調査でダントツの世界第一位となったのがフィンランドだ。
友達同士で教え合う。好きなところに座る。ソファで休む。編み物をする…。このフィンランドの授業風景に、いったいどんな秘密が隠されているのだろうか。自ら学んでいく子どもたちを、フィンランド教育はどうやって育てたのだろうか。「学力」が国や経済を支えるフィンランドの成功の秘訣を、現地の学校を取材し、豊富なデータをもとに探る。学力低下が叫ばれる日本の教育を根本から問い直し、将来に求められている世界標準の学力とは何かを提言する。

2007年、日本では43年ぶりに「全国学力テスト」が再開された。これは、全国学力テストを導入し、テストにより学校に格差をつけ、競争原理を教育現場に持ち込むことを方針とするイギリス型の教育改革をモデルとしている。しかし、現在イギリスでは年間12万人が基礎学力なしに学校を卒業し、生徒のストレスは増加、校長のなり手はなく、成績のいい学校地区の地価高騰など歪みが見えてきた。またウェールズ、スコットランドが統一テストから離脱するなど、内部の分裂も起こり始めている。
イギリス型を手本とする日本の教育は、どこに向かうのだろうか。「そもそも学力テスト重視の教育はどういう結果をもたらすか」、イギリスの失敗の事実をテストがないのに国際学力テスト1位のフィンランドと比較しながら検証し、教育の根本を問い直し、今日本の教育に求められているものは何かを提言する。



福田誠治『競争やめたら学力世界一』『競争しても学力行き止まり』
海外の素敵な学校のことを紹介されると、
コンクリートの冷たく閉鎖的な古い校舎がまだまだたくさん残っている日本の学校は、その見た目だけでもげんなりしてしまいます
新設校(改築後)はどんどん明るく、素敵になってきています!
でも、生徒達が自由に座れるソファや、歓談できる憩いの場、先生達と楽しく交流できる場など用意されている学校は少ないです
友達の教室にも入ってはいけない、職員室ももってのほか
きまりごとだらけの日本の学校です
でも、だからって、文化の違う海外の学校の手法をそっくりそのまま日本に持ち込んだとしても、たぶん、子どもたちはますます迷うことになるし、おそらく定着はしないのです(ごく一部の地域でなら定着するのかも)
だって、ほとんどの子がこの日本の社会で生きていくのだから
最初から「卒業後は海外に暮らします」というケースなら話は別ですが、ほとんどの子どもは、この国で生きていく
…そうじゃないと困るでしょ、日本の国だって…
みんなが出ていってしまったら、大変です
じゃあ、どうしたらいいのか?
日本の教育、フィンランドの教育、イギリスの教育…
お隣韓国の教育…
PISAショックの直後は私もとことん調べました
こんな教育で日本は大丈夫なの?と本気で頭を抱えました
日本のエライ人たちも、たくさん、フィンランドの学校には視察に行っているはずです
でも、あれから10数年
なーんにも変わっていません
何を視察してきて、何を参考にしたのでしょう

ただ、知っていると違うんです
子どもたちが学校で受けている教育の多くが、「本物の思考力の養成」とはほど遠いことを知ることはできるのです
知っていれば、子どもとの暮らしが変わります
子どもを責めることもなくなります
学校はそういうところ、とよい意味で諦めて、本物の思考力は家庭で育てるしかない、と腹をくくれます
過激なようですが、それしかありません
ただ、
私が調べていた頃、フィンランドの子どもたちにとったアンケートで「クリスマスプレゼントに一番ほしいもの」の第一位は、「本」でした
10数年前の当時でさえ、日本の子どもたちの第一位は「ゲーム」でした(しかも銘柄指定)
この差は、国の教育制度によるものでしょうか?

さて、次は


私は35年にわたってテレビ報道に携わり、子どもの問題も含めてさまざまな社会事象と向き合ってきた。その中で、ことの本質に迫るには、多角的で、学際的なアプローチの重要さを痛感している。
本書は、そうした思いを込めて、現在の日本の子どもの状況にできるだけ多様な視点を提示し、各分野の研究成果も紹介しながら“子どもの危機”の実相に迫り、それを克服する手がかりを提供しようと試みた。

一気に読み、胸の痛みを強く感じ、
じっとしておれない気持ちです。
子どもがかわいそうでなりません。

子どもを取り巻く現在の日本の危機的状況をじつに幅広く、コンパクトに述べられた本だと思いました。特に“メディア漬け”への警鐘は、NHKで長年子どもを見続けてきた清川さんの言葉ゆえにいっそう重みがあります。


清川輝基『人間になれない子どもたち』
私の周囲に何人かいた「小児科であれを見てから気をつけた」と言っている人たちが見たのは、清川さんと小児科医学界が作ったポスターでした
いま、小児科にそのポスターはありません
私が長女を生んだ頃にはありました
子育てとテレビの話になると、
「難しいことはよくわからないけど、小児科にあのポスターがあったからよくないんだな、ってわかって、控えた」と言ってくる友人などが何人かいたので、かなり効果的だったのだろうな、と思ったのですが、実際には、まだクビも座っていない赤ん坊を首を固定する座椅子に座らせ、テレビの前に置いておき、おとなしくしている間におしゃべりに興じていた知人も…
今ならスマホ育児でしょうか

清川先生には昨年の講演のあとおはなしもできたので、後日手紙を書きました
インターネットをしない方なので(笑)
ぜひ、もう一度、高崎にお招きしたいのです
できれば、若い親から祖父母の代までみんなに聞かせたい
ただ、私ひとりでは今動けないので、一緒に企画してくださる方を探しています

続いて

「『生まれつきだから』というのは科学的根拠とは言えませんし、発達障害は改善できない、というのは間違いです。むしろ、発達障害は改善できる、というのが科学的には正しい、というか、脳科学の分野では常識の範疇です。ただし、実際の改善には、お子さんに合った適切な方法を採用し、かつ。それなりの努力をする、ということが条件になります。」
こうしたやりとりのあと、さらに詳しい話をし、「適切な方法」をいくつか提示しました。
その結果、その子は予測通りに改善し、小学校では当然ながら普通学級に入りました。
重度の発達障害からの、まさに「劇的な改善」でした。親御さんは感激して涙したほどです。その後も改善効果は続き、学業成績も向上し、学業的に上位の「優秀児」になりました。

澤口俊之『発達障害の改善と予防』
ホンマでっかTVでおなじみの先生の著作です
この先生にしかできない手法を含みますが、みんながこれを知っていたらなあ…という手法です
「家庭ですべきこと、してはいけないこと」という副題がヒントです

続きまして…

子どもを信じるということは、都合よく考えて放任することでないのはもちろん、見守っていれば失敗しないだろうと信じるものでもありません。そうではなく、失敗するかもしれないけれども、失敗してもまた立ち上がる強さを持っていると信じるのです。自分の子どもは信じるに値する子だ、大事にするのに値する子だと信じるのです。親から信じてもらえることこそが、子どもにとって決定的に大切な勇気の源になります。

田中茂樹『子どもを信じること』
この本は…泣いたなあ…
と懐かしく、ブッカの手を止めてしまいました
近々もう一度読み返そうっと
と、本棚と別のところに置いたら、同じように思って置いた本がすでに数冊積み上がっていました
むーー!!読み返したい本だらけではないか!!

胸が苦しくなる思い出があります
幼い頃、次女が目の前で自転車で転んで、
あ!!と思った瞬間、なぜか足が止まってしまって
…それは、「転んでもすぐに助けないこと」的な、逞しく育てるには的な、そんな「言葉」が親としての「本能」に勝ってしまったからです
一瞬のできごとでしたが、「だいじょぶ!?」という少し離れた場所からの私の声に「…だいじょぶ!!」と逞しく立ち上がって汚れた膝をぽんぽんと叩いた次女
手をすりむいたようにも見えましたが、私は自分の自転車を降りず、見ていました
次女は一瞬、助けを求めるような目を向けましたが、私がほほ笑むと、「よし」というような表情を見せて、また、前に向かって漕ぎ出したのです
一瞬のことでしたが、あの光景を思い出すと、私の中ではなぜか、「なぜ、自分の自転車を放り出してすぐに助けに走らなかったのか」という後悔で胸が苦しくなるのです
でも、いま、すごく逞しく、そして、賢くて優しい子に育っている次女を見て、あれでよかったのかもしれない…と自分を慰めたりもします
正解はわかりません
でも、親って、その葛藤を繰り返しながら子育てをしていくんだな、と体感しています

さてさて
そんな母としての葛藤
そして、母であり塾講師であるという同じ境遇の大先輩の本で何度も読んだのがこちら

学習塾で40年、小学校低学年から大学受験生まで教えてきた著者が、「やり方」だけ覚えて意味を考えない子が増えた現状を警告し、子どもは「実感的に理解」してこそ意欲をもつのだと説く。そして、「クラス最下位から1番になった子」など、自ら実践してきた「引き出し」教育の成果を具体的に紹介する。
◎教育熱心な親が勉強を教えることの弊害
◎「やり方」を覚える反復訓練に偏ることの危険性
◎塾を選ぶときのポイント
◎母親にやってほしい4つのこと
◎主要教科の学習法の基本
など、すべて豊富な具体例で説き、不登校についても1章をさく
熱意あふれる助言が満載された、学齢期の子をもつ親、必読の書

見尾三保子『お母さんは勉強を教えないで』
神奈川県のミオ塾の見尾先生
とても素敵な塾の様子がよくわかります
特に、
テスト前の中学生の質問に、同時に解説をして、翌日、
ひとりは「先生の教えてくれた問題、出たよ!」といい、もうひとりが「先生の教えてくれた問題、全然でなかったよ」と報告してくるエピソード
前者は、地頭のよい子だとわかります
後者は、数値が違うと同じ問題だと気づかないことがわかります
中学生を教えていると、このようなことはよくあります
数値はもちろんのこと、言葉の言い回しを変えられたら同じ事を聞かれているのに気づかないのです
これは、小学生の頃に「あわせて」は足し算、「ちがいは」は引き算、と覚えましょう、なんてことを徹底された弊害なのかもしれません
ただし、同じように学校でそう教わってきても、さらっと流せる子はいます
それが「地頭のいい子」です
地頭は家庭で育てるものです
学校では育ちません
学校に育ててもらうものではないのです

次は…

第1章 新しい「勉強」が必要とされる時代
第2章 なぜ独学が、一番身につく勉強法なのか
後略

柳川範之『東大教授が教える独学勉強法』
独学ができる人は強いです
…というか、独学できない子は伸びません(断言)
DKの子は私がほったらかすので、独学するしかありません(笑)
週に1回しか授業はないし、ほとんどの時間、独学するしかないからです
それでも、時間の使い方、内容はさまざまです
学校の宿題で精一杯の子…それは独学ではありません
先を見越して、宿題などはさっさと終わりにして、自分の弱点を探す子…それは独学です
なにしろ、質問してくる
全くしてこない子もいます
実は私、ほったらかしているようで、ほったらかしてなんかいません
それがわかっている子と、わかっていない子がいます
ミオ先生の教室の子と同じ
受け身の子はずっと受け身です
誰かが何かしてくれるのを、ただ待ってる
そして、うまくいかなかったら、誰かのせいにする
中学生の場合、私はときどきつつきます
「おいおい、それでいいのかい?」って
私がつついた時は「は!!」と目を覚まします
小さな種火が点火して、一瞬、きりっとした表情になります
でもなぜか、家に帰ってまた来ると、戻っています
なぜなんでしょう
誰が小さな炎を消してしまうのでしょう
中学生の新規入塾の問い合わせで多いのは、
「勉強の仕方がわからない」という内容です
ずばり、勉強の仕方がわからない、と言う人は、勉強したことがない人です
わからないからやらない
のではなく、
やりたくないからわからないと言っている
のです
残酷なようですが、逃げているのです
ちなみに、DKではそれが露呈します
なぜなら、私は勉強を教えるのではなく(実際には教えますけど)、勉強の仕方を教えているからです
あらゆる方法を教えていますし、行動に移して実践している子には、個別のアドバイスもしています
でも、どんなに紹介しても、一切実行しない子も実際にはいます
言い訳ばかりして、結局なんにもしていないのです
学校の宿題の、答えをまるうつししているだけ
自分の頭も使わずに

昔から変わりません
伸びない子の典型
誰かのせいにして、逃げるだけ
それでもね、教室ではきりっとね、がんばろう、ってね、思っているフウなんですね
すぐ消えちゃう炎なのか、
誰かによって消されてしまっているのか…
謎は深いです

勉強法といえば


ベネディクト・キャリー『脳が認める勉強法』
さすがに脳科学です
医学が進歩するのと同じで、脳科学も進歩しています
勉強するには脳を使います
まあ、何をするにも脳を使うんですけど
その脳のはたらきを研究するのが脳科学です
私は脳科学者ではないから難しいことはわからないけれど、長年子どもたちを見てきて実感していることが言葉になっているなあ!と感じる部分がありました
少なくとも、私たち、保護者の方々、ベテランの学校の先生達には想像もつかないような、新しい脳のはたらきがわかってきた、ということは認めなければなりません

だってのに教材や教科書は逆へ向かっています

だから私は教材を自作します

できるだけシンプルで、できるだけ親切じゃない教材が一番いいんだけどな

今日のどんぐり文庫の紹介は以上です