原始仏教が好きでした
10代のおわり頃です
(しぶぅ…)
原始仏教とは、お釈迦様が生きていた時代からの最初の仏教で、
その後、世界中に広まって様々な解釈が生まれる前の、
本当に最初の最初の仏教のことです
そのシンプルな考え方や教えがその頃やけに腑に落ちて、
たくさん本を読んだ覚えがあります
内容を詳しくはもう、覚えていないのですが、でも、
なんとなく、「そもそも論」的な、心のありかたを示してくれた原始仏教に
近い考えをもつ方の本を見るとつい読みたくなってしまいます
裏表紙の言葉がいいでしょう(笑)
このおしゃべりおばさんブログを読んでも、
決して、全て深刻に受けとめすぎずに「ご親切にありがと」って
グンマーに向かってほほ笑んでね


心屋仁之助さんはとても有名な方だけど、
本はこれしか持っていなくて、でも、とっても気が楽になる本でしたよ
ちょうど、昨日ね、古くからの知人から「がんばりすぎじゃない?」って
ご指摘を受けたんですね
これが、私への挨拶言葉?っていうくらい、昔からしょっちゅう、
それはそれは頻繁にこの言葉を掛けられるんです
Incantationっていう、心理学用語があるんですが、
実際の実験で、ある一人の人物に、
顔を見たら「どうしたの?」「具合でも悪いの?」と言っていく、というものがありました
言われる人物は実験のことを知りません
たくさんの仕掛け人を用意して、その人物の顔を見たらそういう風に、体調を気遣う心配する言葉をかけよ、と指令を出しておきます
最終的に、その人物は本当に熱を出したりするなど、体調を崩していきます
不思議ですが、人間とはそういうものらしいです
だから、それを逆手にとって、「大丈夫だ」「ありがとう」「できる」など、ポジティブな言葉を実際に声に出し、繰り返すことで本当に自分の体内から元気にしていく、心を強くしていく、という手法もあります
で、私がしょっちゅう「がんばりすぎじゃない?」って言われるのはなんでだろう、ってこの本の表紙を見ながら考えていました
がんばる、って…そりゃあ、がんばってますよね、みんな、みーんな
サラリーマンの夫なんて、私よりずっとがんばってます
毎朝、お弁当を持って出ていく後ろ姿、疲れて帰ってくる姿…
私はあんなに大人がたくさんぞろぞろ出たり入ったりするビルに入っていって働くことはできません…すごいなあ、って思う…
で、わたしはわたしで、誰にも締め切りを作られず、誰にも命令されず、自分で全てプランをたてて、準備して、実行して、反省して…とたったひとりでやっていて、そういう意味では気楽です
でも、私が歩みを止めたら全てが止まる、それが、ひとりで仕事をする人間の必然です
ひとりで飲食店を切り盛りしている友人もそうです
組織に属さないかわりに、全て自分が背負う、という重さもあります
それに、体をこわしたら穴が空くのです、ここに、がっつりと
だから、がんばりすぎ、って見えるかもしれません
周囲に、私と似たような仕事の仕方をしている人が見あたらないから、
サラリーマンや、看護師や、教師や、消防士たちだって、めっちゃ無理して頑張ってる人ばかりだろうに、どうやら目立つらしく…
そこで、はっと気づいた…わたし、そんなに疲弊して見られるってことかしら…
ふと鏡を見る…
確かに、年老いてきて、ひどい顔してる(笑)睡眠不足は今さらじゃないけど、年末からむくみもとれないし、美容室も数ヶ月行けてない…うひゃひゃ!ひどいやこりゃ!
…いやいや、きっとそんなことじゃないはず…
でも、わたしは、すごく頑張ってる友達に、「がんばりすぎ」って言葉は絶対に掛けません
もしかして、救いが必要なほど頑張りすぎていて、こりゃ止めなきゃやばい、ってほどだったら、考えるけど、でも、人には「がんばりどき」があると思うから
がんばりたいからがんばってるのであって、
がんばりたくないときはがんばらないようにがんばってるはずだから
……?
とにかく、わたしは大丈夫
起業した友人に勧められて受けたストレングスファインダーの結果でも、確かにそう出ているのです
でも、ぺしゃんこになったら立ち直るのは大変よ
みなさん適度にね


少し前に興味を持った「愛着障害」ということば…
「愛着障害が発達障害として診断されているケースも多い」と裏表紙に
糸山先生の言葉「人為的学習障害」とも少し重なる部分があります
本当に、大変だけど、子どもは大人次第です
どうか、身近な子どもを幸せに
親であろうとなかろうと


大型辞書のようなこの大きくて重い本は、塾生さんのお父様からの贈りもの
2014年初版ですが、麹町中学校の改革と重なる内容に思わず唸ります
もう一度ちゃんと読んでみようかな…持っているだけでも重くて大変だけど…
書籍の説明より引用
「教える」組織から「学ぶ」組織へ――学校改革のビジョンと実践手法
激しく変化し多様化する今日の世界において、子どもたちはますます複雑な社会的・情報的環境に置かれており、標準化された学力テストの成績に偏重した旧来のシステムはもはや、これからの時代を生き抜くための力を十分に育んでいるとは言いがたい。では、未来の学校、未来の学習は、どうデザインされるべきなのか?――経営思想家ピーター・センゲと著名な教育者、組織変革のリーダーらがチームで著した本書『学習する学校』は、今日の教育システムを取り巻く諸課題を踏まえ、教室、学校、地域コミュニティにおける教育改革の指針を提示する。世界中で導入が進む「学習する組織」の理論に基づくその内容は、小手先の「応急処置」的な改善策とは一線を画す広がりと深みを持っている。教員、生徒、親、コミュニティの構成員一人ひとりが学校の直面する課題を理解し、未来の「学び」の創造のために協働することが求められる今、多様な専門家の知見を凝縮した本書はその最良のガイドとなるだろう。今日そして未来の学校を意義深いものにしたいと願うすべての人にとって必携の一冊。

イエナプランで有名なリヒテルズ直子さんが訳者です

で、結局今日は何をつらつらと書いているかというと、

私はきっと、こうして目の前に誰かがいるように想像しながら、
このブログを書くことが好きなんだな、ということ
昨日も、今日も、「ブログを読みました」とお手紙(メール)を受け取りました

どんぐりを色々なところで実践なさっている親御さんたちに、
私の言葉が届くなら、ひとりよがりの勝手なことばかり書いてるこのブログが、
それでも誰かの心に届くなら、
今年も書いていこう、って思います

ひとりじゃないよ、って伝えたい
どんぐり学舎の保護者さんたち、私の大切な仲間達は、
いつでも全国のどんぐり保護者さんたちとすぐに友達になれます
子どもたちはもちろんです
だから、安心してください

みなさんからの相談メールを、個人が特定できないよう、そして、あたりさわりのないよう工夫して、ブログで返答を書くこともあるかもしれません
それを読んで、同じように悩んでいる方が、ヒントを得るかもしれません
ヒントじゃなくても、同じように悩んでいる方がいるんだ、とそれだけでほっとするかもしれません

私は神様でもカリスマでも仙人でもないので、
何も答えを持っていません
できることは、みなさんと一緒に悩み、苦しみながら答えを見つけようと前に進む努力をすること
そんな大人の苦悶を、子どもに見せないようにあっぱらぱ~って演技する(演技指導する)こと

Life is Beautiful!

時々口に出そう、Incantation的にね

ブログに書いてみて!ってこと、
テーマにしてほしいこと、
あったらいつでもメールください
待ってます

それから、
就園前、就学前の親御さんのためのどんぐり座談会を考え始めています
ゲームやスマホを買ってしまう前に、知っておいてほしいことを
伝えに行きたいから
知りたいことはなんですか?
小学校に入る前に、知っておきたいことはなんですか?
ご意見、ご希望、お待ちしています

donguri-gakusya@nifty.com