お気に入りのスキー場が今シーズンの営業をひとつ、またひとつと終了させています
すっかり春めいて、桜も満開に近づいています
4月になる前に、冬の匂いをもう一度思い出していただこう、と
すきーすくーるのブログをいよいよ書こうと思いました
現役スキーヤーだった頃(今はなに?)シーズンオフに入るこの時期が、
心臓が締め付けられるほど寂しくて、
うん、でも、大丈夫
夏にはニューモデルの発売が始まるし、
11月にはオープンするスキー場もある
もう「ことし」じゅうにゲレンデに戻れるんだから…と自分に言い聞かせ、慰めて、用具の手入れをして1度はしまったものです
今はそこまでの熱意はないけれど、今年また、子どもたちと滑る楽しみを味わい、やっぱり来シーズンが楽しみになってきました
家族の用具の手入れと片付けが済み、シーズン中は出しっぱなしのウェア小物類のコンテナも収納して、来シーズンを楽しみに待つことにしました
さて、今期は、前回まで(コロナ前)までの開催より規模や準備を縮小して、
さらっと開催してみることにしました
場所は県内、尾瀬に近いところにある、かたしな高原スキー場です
現地集合、用具も各自調達でなんとなく、9時から10時頃に集まりましょう、という感じで始まりました
自己申告で、なんとなくの各自のレベルは聞いていたけれど、実際に来た順に滑ってみて、コーチが班編制をすることにしました
まずは到着しているメンバーで何回かトレインをして…
それから、コーチが手分けしてコースに分かれました
お母さん、お父さんたちはみんなすいすい滑れる方ばかりで、
子どもたちの列の後ろについて滑ってくれていました
こちらは「生まれて2回目」というYくん
午前中少しだけ、「初めてさん」専属のさとちゃんクラスで練習した後、
みんなと問題なく合流していました
もう高学年なので、私は「理論」と「手本」で教えました
そもそもどんぐりっこなので、自分の頭で考えて試してみるのが当たり前になっている子たち
スキーを教えるのも簡単です
こうすると、こうなる。
じゃあ、こうしたいとき、どうすればいい?
こうならないように、どうすればいい?
考えさせ、実践し、あとはどんどん繰り返し試すだけ
そんな短いビギナーズレッスンを経て、あとはリフトに乗ってどんどん滑ってどんどん上達していましたよ
ちょうど子ども向けスタンプラリーもやっていて、
みんなでスタンプの小さな小屋を探しながら滑ったんだよね
午後にはみんなものすごく上手になっていて、
びっくりしたよ!
元々とっても上手な子もいたけどね
こちらは「生まれて初めて」のYちゃん
午後からの合流で、昼休みにスキーの上手なママさんが基本を教えておいてくださったので、私のレッスンの時には少しスキーの扱いに慣れていましたよ
しっかり自力で止まれて、曲がりたいところで曲がれる、という練習をしてから、リフトへ
解散直前では、長いリフトにのって結構高いところからすいすい滑ってきたね
Yちゃんをおいかける最年少のAちゃんと私
「先頭は今度は誰にする?」って相談しながら、
3人乗りリフトにたくさん乗ったよね
歌も歌って、大笑いしながらリフトに乗ったよね
Aちゃんのお姉ちゃんのKちゃん、とっても上手だった!
ヘルメットが決まってるAちゃんとHくん、どんぐりも同じクラスだから、一緒にスキーができてよかったね!
双子のSくんとRくん、しっかりスピードをコントロールして、「みんなと滑る」っていうのを体験できたんだよね
TくんとSくん兄弟のうち、お兄ちゃんのTくんはスキーを、Sくんは雪遊びを楽しんだよね
Sくんが投げる雪玉がリフトの上のサトちゃんに当てられなくて悔しそうだったな~
では、寄せられたすきーすくーるの感想文をご紹介します
Sさん【群馬県太田市から】
娘たちは、普段は行き慣れたゲレンデを家族や知人と滑ることが多いので、「初めてのスキー場に初めての人たち、初めての団体行動」は、どうなるかな?と親としては興味がありました。
蓋を開けてみると、さとちゃんはじめスタッフのみなさんのつくる雰囲気と、前回の山登りに参加したことで再会したい相手がいたり、あの子知ってる!と思えたりしたのもあって、親の私が思うよりずっと、場所見知り・人見知りせずにすっと入っていったように見えました。
いつも、ありがとうございます。
笑顔でいっぱいで、ほんと、有り難いです。
(Kより)
いろんな人と一緒に滑って楽しかった。
いっぱいの人と滑ったことがないからワクワクした。
(Aより)
Yちゃんにまた会いたい。
Kさん【県内高崎市から】
スキースクールではお世話になりました。
我が家はあっちゃんに専属コーチをしてもらい、本当にお世話になりました。
うちは親が初心者コースがやっとこな感じなのに子供達が慎重派と暴走派に分かれ、暴走派には追いつくのがやっとで教えるなんてとても無理…。
初めてのスキーの時にスキースクールで習いましたが少し滑れるようになっているのでもう一度スクールで教えてもらおうか、と話していたタイミングでのどんぐりスキースクールでした。
最初はスキースクールは嫌だ嫌だと言っていた子供達ですがコーチは聡ちゃんやあっちゃんだよ、と言ったら、しょーがないなぁ、という感じでの参加となりました。
当日は暴走派がどこまで暴走してしまうのか?と心配していましたが、最初はあっちゃんの言うことをよく聞いて、慣れてきて暴走し始めてもあっちゃんがしっかりついてくれて安心してお任せ出来ました。
他の子供達と合流して、みんなでゆっくり一列で滑ったり、最後には山頂までいくリフトに乗って中級者コースを滑ったり。家族だけだったら絶対中級者コースなんて行かないけれど、
あっちゃんが「あの2人なら大丈夫」と言ってくださり結果、子供達はちゃんと滑れて親が転ぶという(笑)
1番最後にあっちゃんが「これが最後だから気をつけながら自分の好きなようにかっこよく滑ろう!」と言った時、やばい、大暴走が始まる…。と思ったのですが、滑り出したら暴走なんかせず、みんなと同じペースでゆっくり滑っていったのには感動しました。
車の中では「山頂まで行けたね!すごい景色だった。」「中級者コースが滑れるようになったね!」と、とても嬉しそうに話していました。
家族だけだったら絶対にさせてあげられなかった経験をさせてあげることが出来ました。
最後にみんなで集まった時に自然に雪合戦が始まったり、今日が初めてのスキーという子もあっという間に滑れるようになって嬉しくて踊り出してる姿を見てみんな本当に楽しそうで、貴重な時間を過ごしたなぁとしみじみ思いました。
また機会があったら参加させていただきたいです。
本当にありがとうございました!
Mさん【千葉県から】
さとこ先生にリモートどんぐりで2022年の12月からお世話になっております。
DSSの参加は2回目、昨年の水沢山登山が初参加でした。
さとこ先生、ご家族様、ボランティアの方々、当日に至るまでの計画や下見、スキーレッスンに活動中のサポートなどなど、たくさんの時間と気持ちをついやしてくださったことだと思います。大変、お世話になりまして、有難うございました!!!
千葉から3時間かけて高崎へ移動するのですが、皆さんと山登りしたり、スキーしたり、DSSならではの素晴らしい活動を、ぜひ10歳になる娘に体験させたい一心で参加しています。気軽に参加というより、かなりの馬力を出して旅行計画をたてて実行しているので、今より若い時はない!!!と自分に言い聞かせて、かなり本気です(笑)
昨年、初めてDSSに参加して、初めてお会いする方たちばかりなのに、なぜでしょうか、さとこ先生とご家族様、先生を囲む親御さんや子どもたちの温かくいお人柄と、どんぐりで子どもを育てようと同じ想いでこの時代の子育てを頑張っている同志という感じで、先輩ママさんの熱いトークにも魅せられて、勝手に仲間意識が高ぶり、山登りという連帯感のある活動もあってか、忘れられない登山となりました。
そういう訳で、2回目どなたが来るかわからなくても参加しましたし、何より、リアルさとこ先生に会える!嬉しさがありました。
さとこ先生は、私がまるでくらくておもたい霧の中をさ迷っていたところ、灯台の灯りのように、明るく強く輝いて眩しいほど「こっちだよ!」温かく厳しく静かに導いてくれました。ご自分にも厳しくて子どもを大切にする想いが真剣、信念を貫く姿に惚れ惚れしてまて、あ、泣けてくる(笑)
この様な気持ちもあって、3/12にたかしな高原スキー場へ!娘は初スキー!私は25年以上のブランク!娘も楽しみにしていました。
旅の計画をたてるまえ、パパが参加するかどうか色々すったもんだありまして(言い訳)、高速バスの予約をとったりやめたりもあった末、高崎駅からの高速バスが待てど暮らせど来ないという。。。急遽、電車と路線バスと宿の送迎を拝み倒して切替えて、遅れての参加になりました。スキースクールの付き添いをするつもりで事前にお話ししていたので、欠員したことで予定が変わったことがあったのではないかと、申し訳なかったです。
スキー場はシャーベット状の雪!キラキラと眩しくて、陽射しが温かくて、娘は簡単だと思っていたスキーの扱いが難しかったとのことでした。大きな板が足についているんだもの、どうやって歩く説明をしようかな、まずは止まるところからかな、なかなか伝えるのが難しい。。
そうしたなか、皆さんと昼から合流、2回目なのに懐かしい、再開の嬉しさを味わい、娘が来るのを待ち望んでいてくれた年下のあんちゃん達とお昼を食べました。昼休みには先輩ママがスキーを教えてくれるという、熱意と優しさに触れてママが励まされる思いでした。
午後からさとこ先生のスキースクール、遅れた娘に基本姿勢から指導、前回同様、励ましの温かい声掛けと不安にさせない前向きな熱いメッセージ、笑い声と歌声響くリフトの時間。雰囲気や相手に影響を受けやすいところがある娘ですが、転倒してスキー板を複雑に動かすことにも、先生の的確な指示に弱音を吐かずクリア!うーん、先生の指導、さすがです。
どんどんすいすい前へ前へ滑っていく、後ろを振り返ることなく夢中になってさとこ先生の後ろをついていたのに、後半はひとりで滑り出し、気づけばあんちゃんが娘のすぐ後ろをついてきて、楽しいね、嬉しいね。
正直驚きました。こんなに短時間でここまで滑ることができるようになるなんて!
どんぐりスキースクール、すごい!!!
参加している子どもたちもママさんもすいすい滑っていて、山登りの時とは違う表情、様子が頼もしくて、また彼らを彼女らを知ることができて、嬉しくなりました。
さとこ先生が大好きなんでしょうね、リフトに乗っている先生に向かって、雪ボールを毎回投げていた男の子がいました。届かない所にいっても投げる熱意、かわいすぎる!!!
最後には集合して挨拶をして、今日、この活動に参加した同じ想いを共にしたひと時です。集合写真を撮って、それぞれ先生とご家族様に挨拶をしました。こういう活動を家族で支えている、素晴らしい関係ですよね。
記念のお手製クッキーは、かたくて噛むほどに味わい深くて。何より、この日を大切に想う先生の気持ちに感動していました。
颯爽とスキーを滑らせ、通り過ぎる子どもたちに声をかけながらさっていくさとこ先生、かっこいいなぁ~。また、先生の確かな強さに魅せられたDSSでした。
娘より、先生の教え方はわかりやすかったよ、スタンプラリーにまでつき合ってくれる先生はいないよー!1km以上も滑ったんだ~!と、スキー場MAPを見ながら帰りの車中、満足そうに話していました。
今回も大変、大変お世話になりました。そういえば登山の時、参加費が無料だったことに驚いていました。下準備や連絡調整の時間、プレゼントや案内書作成などなど、労力がかかっていることかと。この活動がこれからも無理なく続いていくように、今回参加費がお渡しできて安心しました。あのスキースクールにこの参加費ではあわないと恐縮するほどです。。
遠くても、それぞれの子育てをがんばっている方たちに、またお会いできて元気をもらいました!また、お会いできるのを楽しみにしております。皆さんもどうぞお元気で!
ありがとうございました。
【Iさん 埼玉県から】
3月12日のDSSスキースクールに参加をして
長年参加をしてみたいと思っていたDSSスキースクールが今年は開催されると知り、すぐさま申し込みをしました。
3月は晴天の日が続き雪が解けてしまわないかと冷や冷やしていたのですが、開催前にも泉先生ご家族が現地に行って雪の状態を確認してくださって、開催が決定した時は非常に嬉しかったです。
参加をしてみると、12月の水沢山登山で出逢った方達が何人かおり、ペアリフトに乗りながら、皆さんとどんぐり倶楽部とどのように出逢ったのかの話から始まり、どのように工夫しながら継続をしているのか。
学校の生活はどうであるか・・など、色々な話をすることができて、リフトに乗っている時間があっという間に過ぎました。
スキーを昨年初めてした初心者の子供は、泉先生に丁寧に滑り方のコツを教わりながら滑っていきました。
その後に保護者が見守りながら滑っていくのですが、その姿を見ながら「楽しく滑るが1番大切だなー」と自分の教え方を振り返って反省しきりでした。
私が子供に初めてスキーを教えた時は、「最初にきちんとしたフォームを子供に教えておいた方が、後々滑りやすいだろう」と思い、
「きちんと滑れるように」と力が徐々に入って体育会系のスパルタ式の教え方になってしまい、主人と子供から「かーさん、怖い」と言われました。
それでも子供は無邪気に「楽しかったから、またスキーに行きたい」と言っていたので、今回は是非泉先生に教わりたいと思い参加したわけですが、泉先生や他の指導者の先生方の教え方や話し方を見て、「あ~。私の子供に対する教え方は、子供がまたやりたい。もっと上手くなりたい・・と思う好奇心の芽をつんでしまうんだな」と気づかせてくださいました。
泉先生は、「まず、楽しむこと」・・という1番大切なことを、「ときどきどんぐり」や「DSSしぜんすくーる」で親に言葉で直接伝えるのではなく、先生の子供達に対する愛情深い接し方(姿)で見せてくださいます。
何度も同じ過ちをしてしまう自分に「ハッ」と気づかせてくださる「ときどきどんぐり」や「DSSしぜんすくーる」の存在は、私にとってとても貴重でありがたい存在です。
楽しい時間と気づきの時間を与えてくださる泉先生、本当にありがとうございました。
また、先生と皆さんにお会いすることをとても楽しみにしています。
感想を寄せてくださったみなさん、ありがとうございました
いろいろと至らぬ点もあり、毎回バッタバタなDSSですが、
みなさんの積極的なサポートに甘えて毎回なんとかなっちゃうあたたかなイベントです
私も50歳になり、
これからいつまでDSSを続けていけるのかわかりませんが、
自慢の体力を生かして、できるだけ長く、子どもたちと自然の中で楽しむ時間を作っていきます
皆さんからの感想を読むと、大人にとって一番の収穫になるのは、「仲間との出会い」「共有」なんだな、とわかります
子どもたちにも仲間は大切で、出会いのために活動を続けたいと思ってきましたが、大人同士の出会いもこれからは意識していこうと思います
私が活動できなくなっても、
この活動が続いていったらいいな…そんな夢も抱きつつ
エントリーしてくださった皆さん、今回は日程の都合でエントリーできない…と連絡くださった皆さん、このイベントに興味を示してくださった皆さん全てに感謝申し上げます
来シーズンはしっかり準備して、大きなイベントとして復活しようと考えています
冬の匂いは…雪の匂いは伝わったでしょうか
群馬の遠くの山々は、まだ白いです
白い雪と、桃色の桜のコントラストが見られる場所もあります
春も、夏も、秋も冬も
自然を楽しみましょう
ありがとうございました