暑くなった夏休み最初の土曜日、
県内某所、DSS(どんぐり・しぜん・すくーる)ではおなじみの川原へ、
現地集合で遊びに行きました
どんぐり学舎のある高崎市から高速道路を使えば片道1時間強、ちょいと遠出ですが、ここまでゆったりと綺麗な川で遊べる環境は群馬でもなかなかないので頑張って出かけます
一番乗りは、オンラインレッスンをご利用中で、夏休みの特別授業として前日金曜日に県外から「ときどきどんぐり学舎」に来てくれた親子さん
金曜日のどんぐり学舎のあと、高崎市内のホテルに宿泊し、翌朝、この川原に向かってきてくれました
次に到着したのはやはり県外から「ときどきどんぐり学舎」にほぼ隔週で通ってきてくれている親子さん
毎週来ているどんぐり学舎の塾生たちとも顔見知りです
その後、何度も一緒に川遊びをしているどんぐり学舎の子や卒業生を引き連れて、別の家族も数組合流してくれました
ここまで遠出すると、下界より涼しくなってしまって、川遊びしなくても避暑になってしまうことが多いのですが、この日は日差しも強く、気温も高いままでしたし、川の水が1週間前に下見に来たときよりずっと透き通っていて、流れも穏やかで、信じられないくらいレアなベストコンディションでした
県外から来てくれた仲間を大歓迎するかのような川の流れに感謝の気持ちしかありません
それでも、川の水は真夏でも冷たくて、体の小さな子どもたちは最初からブルブル震えながら遊んでいました
ブルブル震えて、唇も青くなっているのに、川から出ようとしません
ある子は興奮で朝食も食べず出かけてきたそうで、それなのに、昼御飯時になっても一向に川から出ようとしません
さすがに空腹でスイッチが切れてしまうのでは、と無理矢理お昼ご飯を食べるムードを作り、間食もさせましたが、とにかく、陽が傾きかけるまで夢中で遊んでいた子どもたち
川に向かって焼トウモロコシを食べる子ども達
(家の近所で買ってきたトウモロコシを焚き火台で焼きました)
夕方まで天気が崩れることもなく、遠方へ帰らなければならない親御さんたちも飽きることなく、焦ることなく、子どもたちを最後まで見守ってくださっていました
それにしても、
今回我ながらびっくりしたのは自分自身の「老い」でした(苦笑)
ひとつめ
ちょっと、体を故障中だったこともあったのですが、
仲間が集まり始める前に早く来ていた子と少し一緒に川に入ったし、川底も確認したし、フィンとシュノーケルを装着して泳いだことは泳いだのですが、1度椅子に座ると次に立ち上がる力がなかなか充填できませんでした
何年か前は…
それこそ、コロナ前は1シーズンに何回も泳ぎに来ていたのですが、その頃は、朝から夕方まで椅子に座ることなどほとんどなく、ひたすら川の中にいたのです
それなのに今回は自分の意志に反して体が思うようにエンジンをかけてくれず、がっかりしました
ふたつめ
子どもたちが魚を捕まえて来たとき、いつも持って来る水中カメラを忘れてしまったのと、留守番中の娘からの連絡や、合流する他の家族からの連絡を待つためにスマホを椅子に置いていたのですが、スマホで魚の写真を撮りながら、ごく自然に、画像検索で魚の種類を調べている自分がいました
普段、家族では子どもと一緒に自然遊びをする世代ではもうない私です
夫婦で過ごすことが多く、ちょっとした生き物や植物を、画像検索して楽しむことが増えていました
その習慣が出てしまったのだと思います
その魚の情報を知ろうとしたのもあるのですが、それよりも、ごく自然にそんなことをしている自分に、あとで指摘されて改めてびっくりしました
園児さんを連れた保護者さんに、私のその行為について質問されてハッとしました
私が家族で子どもと自然遊びをしていた頃は、もちろんそんなことをしたことはないし、塾生の前ですることもありません
中学生の前では、スマホを使って最新の英語表現や参考書や辞書に載っていない情報などを調べることはありますが、小学生の前ではまず使いません
ただ写真をとっておいて、後で調べればいいだけなのに、私なにやってるんだろう、と我ながらびっくりしました
何度も水に戻ることができなかった自分も含め、情けない自分の「老い」を感じた行動でした
だから
次に川にいく時のために、川魚の図鑑を購入しました
次はいつ川遊びに行けるかな
今度は川原に前泊しちゃおうか、なんて家族で話していました
だって、
私たちが帰る支度をしているころ、
川原で晩ご飯を準備し、ビールを飲んでいるお父さんを見かけたんです
う~ん
夢のよう……
いつかきっと